日本共産党泉南市議会議員　大森和夫

関空の米軍移設・・論外

[2009.12.7] -[議会だより]

朝１０時から「空港など街づくり特別委員会」が開催され、橋下大阪知事の「米軍普天間飛行場の関西国際空港への移設」発言に対し質疑が行われました。

成田議員と和気議員（ともに共産党）は反対の立場で質問を行ないました。

市長は

・橋下知事から移転の話しは一切聞いていない。唐突である

・関空の飛行場移転は論外である

と明確に答えました。

また、他の議員にも

・関空建設の歴史を知っている者は、軍事利用や移転問題に賛成できない。

・関空は軍事利用しないことを前提に作ったもので、物理的に軍事利用はできない形態になっている

・関空は民間の会社が経営するのもので、国の意向で軍事基地に利用できるものではない

と答弁がありました。

橋下発言を評価する質問もあったが

「橋下発言は、沖縄の基地問題を議論するものとして重要。それを論外というのはどうか」と橋下発言を評価し、

さらに「橋下発言のおかげで、市長もテレビに映ってよかった。泉南市のことが話題になってよかったのでは」と

基地問題に苦しむ人には理解できないような質問もありました。