こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2009.12.2] -[議会だより]
地元の理解を得ない統廃合
総務文教常任協議会協議会が開かれ、12月議会の議案説明がお行われました。補正予算のなかで次の質疑を行いました。
・一丘幼稚園の大規模改修について
泉南市は財政難と少子化を理由に、9園ある公立幼稚園すべてを廃止し、一丘幼稚園を大規模改修して新たな幼稚園を1園つくり、さらに1園を新設し2園に統廃合する計画です。
この計画に対し、樽井幼稚園や東幼稚園の保護者や地域住民から「子どもたちの宝・幼稚園をなくすな」という署名が寄せられています。
地引網など行う西信達幼稚園、田植え行う新家幼稚園、木々と対話する新家南幼稚園、地域との強い応援を受ける東幼稚園など公立幼稚園はどこも、地域と結びつき、地元とともに運営されてきました。
教育員会は地元から統廃合の賛同を得ないまま、廃園計画を強行し一丘幼稚園の大規模改修の予算を補正予算に計上しています。大森議員はこのような一方的な教育委員会の姿勢は「教育や行政の信頼を失う」と厳しく指摘しました。
・ごみ有料化で得た利益を市民に還元せよ
市指定の有料ごみ袋の作成費が原価の石油の値段が下落し、1千万円以上の予算が削減となりました。さらに有料化によりゴミの焼却量が減り、ゴミ焼却処理工場への市の負担金も3千万円近く減りました。
大森議員はこれらの利益は「ごみ袋代を安くするなどして、ごみ減量化に協力している市民に還元すべき」と市の姿勢を質しました。