こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2009.7.16] -[活動トピックス]
14日午後1時 首都圏建築アスベストの原告や家族160人が、加害企業のひとつであるクボタ本社に出向き「あやまれ、つぐなえ、被害をなくせ」と訴えました。私も大阪からは泉南アスベスト弁護団や「市民の会」「勝たせる会」の皆さんと一緒に参加しました。小山泉南市議も参加してくれました。
クボタ本社は難波の再開発されたところ、最近建てられたような立派な大きなビルでした。本社で交渉した21人以外は、本社前での集会に参加しました。木陰もなく、炎天下での1時間あまりの集会でしたが、被害者の訴えを聞くたびに、がんばろうという気持ちになりました。
クボタは兵庫県尼崎工場で、アスベストを使った建材や水道管をつくり、自社の労働者だけでなく、地域にもアスベストを撒き散らし、多くの肺がんや中皮腫などの被害者を出した企業です(3年前、「クボタショック」といわれる)。
いま、その建材を使って仕事をした、電気工や大工さんなどにアスベストによる健康被害が明らかになっています。昨年5月東京地裁に国と製造企業を46社に200人を超える被害者・遺族が被害の補償と被害の根絶の抜本強化を求めて、提訴を行っています。
3時から2時間は、屋内で泉南アスベスト国賠訴訟の原告などとの交流会が行われ、首都圏建築労働者から、泉南の訴訟を応援する署名20万筆弱が届けられました。