日本共産党泉南市議会議員　大森和夫

朝令暮改の幼稚園の廃園計画

[2009.6.9] -[議会だより]

☆２園に統廃合から３園に変更
泉南市は２年後には、財政難を理由に９園ある公立幼稚園をすべて廃園し、新たに２園（１園は図書館横に新設、１園は一丘幼稚園を大規模改修して運営）に統廃合する計画でした。

しかし、６月１日に開かれた議員全員協議会で、統廃合された幼稚園とともに、幼稚園と保育所を一緒にした（幼保一元化）した施設を作り、２園に統廃合する計画を実質３園に変更する計画の説明がありました。

しかし、幼保一元化を「いつ、どこで、どんな規模で、いくらの予算、どんな形態」で運営するのか全く示されていません。

幼保一元化施設の予算について質問すると「めちゃくちゃ大きなものにしない」など、きっちり議論して、提案されたものではありません。また、議会や市民に説明できるものではありませんでした。

「統廃合２園化」が急に「２園化プラス１（幼保一元化）」に代わったことに、「朝令暮改ではないか」と質問が出されました。

また、「２園化プラス１」を提案するなら、「２園の定員数の見直しなど統廃合計画自体を見直す必要がある」という意見などが出されました。