こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2009.4.24] -[活動トピックス]
泉南アスベスト国家賠償請求訴訟の「公正判決を求める30万人署名」にノーベル賞受賞者も署名していただきました。
地元の泉南市では、樽井区をはじめいくつかの区で区単位で署名に取り組んでいただいています。
原告を先頭に全国に署名の協力を訴えています。4月から、すでに2000人を超える署名を集めた方もおられます。泉南市だけでなく、だんじりで有名な岸和田市の労働組合も9000筆を超え署名を集めています。
署名は、このHPからウェブ署名ができます。ご協力お願いします。
22日には、大阪地方裁判所で第20回の泉南アスベスト国家賠償請求訴訟の証人尋問が行われました。定員120名の大法廷がいっぱいになり、傍聴できない人いました。泉南市からも観光バスを貸し切り40人以上が参加しました。
午前は水嶋先生(原告側医師)が「アスベスト疾患について」原告代理人から尋問を受けました。水島先生は、石綿工場の周辺住民も、アスベストを吸って石綿肺や肺がんなどになることを証明してくれました。
午後から2人の原告本人への尋問がおこなれました。夫や母親をアスベスト疾患で失った遺族の方々です。亡くなった方は、アスベストの危険性も知らずに一生懸命、家族のために働いていました。2人とも、長く闘病生活を送られました。最後はミイラのようにやせ細って亡くなりました。
原告の方は、クボタショックでアスベスト被害が問題になり、初めてアスベスト被害だと知りました。
昼の休憩時間は、三好石綿(三菱マテリアル建材)の弁護団会議が行われ参加しました。
裁判が終了後には、報告集会が行われ、弁護士が尋問の要点を報告してくれました。また、各地の運動の経験交流が行われました。 夕方6時に泉南に帰ってきました。長時間、座り続け疲れましたが、充実した1日でした。