こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2009.4.10] -[議員日誌]
新家幼稚園の入園式に参加しました。昨年は、お母さんのそばを離れられない新園児がいましたが、今年度の新園児は、賢く座っていました。園長先生のお話しでは、新園児は入園前(3歳児)から、園庭開放のときなど、幼稚園に遊びに来ている子が多く、慣れているとのことでした。
昨年は保護者から離れられなかった子ども達は、しっかりしたお兄ちゃん、お姉ちゃんになって、新園児を歌や踊りで迎えてくれました。
新家幼稚園では、地域の協力を得たり、自然を生かした子育てを行っているそうです。
4月早々、地域のお世話で、たけのこ狩りに行くそうです。田んぼで、米つくりにも挑戦、ぽんぽん菓子も作ります。庭のキンカンからジャムを作ったり食育にも力を入れているそうです。
モンシロチョウを孵化させるなど、自然とのふれあいを大事にしています。
園児数が20人を割る小規模幼稚園ですが、電車を乗り継いで東幼稚園にまで遠足に行って交流するそうです。
来賓の方によると、幼稚園児との結びつきが、地元の高齢者との楽しみとなっているそうです。
教育委員会は、財政難を理由に新家幼稚園をはじめすべての幼稚園を廃園にし、新たに2園の大規模幼稚園に統廃合する計画です。新家幼稚園のような小規模幼稚園の園児はコミュニティー能力にかけるため、大規模幼稚園にするとしています。
入園式に参加していた教育委員会の人に「新家幼稚園は、小規模園だが、今日の入園式を見て、園児のコミュニティー能力がかけるように思えますか」と質問しました。教育委員会の人は「一概にそうとは、言えません」と答えていました。
3月議会では、「市立幼稚園を2園しなければ、泉南市の財政は破綻するのか」という質問に、市はYESと言えませんでした。公立幼稚園を2園に減らしても、市の財政は再建できません。市の財政は市の財政難を解決するためには、ムダな大型公共事業の見直しなどが必要です。
写真は、新家幼稚園です。市のHPから掲載。