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  • こんにちは。日本共産党 大森和夫です。

    アスベストの署名訴えに 東京へ

    [2009.2.9] -[活動トピックス]

     朝、7時すぎ関空発羽田行きの飛行機で東京に行きました。大阪・泉南アスベスト国家賠償請求訴訟の「公正判決を求める署名」の協力を、東京の市民団体や労働組合にお願いするためです。

     

     当日の10時から、東京地方裁判所で大阪・泉南アスベスト国家賠償請求訴訟の国側の証人尋問があり、その傍聴もかねたものです。この証人は、環境衛生のパイオニアです。腰痛など体の不調から大阪まで出てこれないため、東京で尋問がおこなわれました。防じん装置などの機能や歴史など、国側の代理人の質問に答えていました。

     

     原告(アスベスト被害者)2人と市民の会から代表と私の2人、国賠訴訟を勝たせる会のメンバー3人、10人を超える弁護団が東京に行きました。また東京では首都圏アスベスト国賠訴訟の弁護士や支援団体の方も多数集まりました。

     

     傍聴が終わってから、昼食をとりながら大阪と首都圏の弁護団の交流会がおこなわれました。私もあいさつをして、泉南の被害の状況を報告しました。国がおこなうアスベスト健康診断で1昨年まで異常がなかった方が、昨年の健康診断で異常が見つかっています。私に相談のあった方は、50年前内職で石綿を扱っていた人、もう一人は30年前まで石綿工場で働いていた方です。

     

     アスベストの健康被害は平均40年で発症します。50年後に発症された方は、自分は大丈夫だと思っていたのに、大変なショックを受けておられます。もう一人の方は、石綿工場内の社宅に妻と子ども2人で住んでいました。そのため家族も被害にあっていないか、心配されています。

    09年2・9と10東京アスベスト 003.jpg

     また、泉南市長や議長、地元選出の国会議員や地元区長などが、アスベストの被害救済のために力を合わしていることも報告しました。

     

     交流会のあと、5チームに分かれて、署名の協力を訴えに廻りました。私は教育関連の団体をまわりました。高校の先生方の組合を訪問したとき、大学時代の友人(岡山の高校の先生)と泉南地域で勤務していた知り合いの先生に会いました。2人とも、専従として東京に単身赴任で来ていました。2人とも、「東京で大森に会えると思わなかった」とびっくりしていました。