日本共産党泉南市議会議員　大森和夫

団会議とアスベスト会議

[2009.1.6] -[活動トピックス]

　午前中は共産党泉南市会議員団の会議でした。４人の議員の年末から年始にかけての活動の報告をしました。年末に自営業者の人から「不景気で仕事が入ってこない。所持金もない。家賃が払えない、どうしたらいいのか」という相談があった議員もいました。わたしにも「風邪をひいて、仕事を休むと会社に言ったら、来年から考えさせてくれといわれた。くびにならないか、心配」という相談もありました。

　失業・雇用が深刻な社会問題になっています。共産党は国民が連帯して、たちあがることを呼びかけました。昨年は、雇用や社会保障、農業、平和や憲法などあらゆる分野で社会的な反撃が開始されました。特に労働者や若者が立ち上がったことは、すばらしいことです。

　また「今年の新春互礼会は簡素でよかった」という感想も聞きました。例年は１１時から始まるものを１時間早め、軽食やアルコール類も置かずに、お茶とお菓子だけになりました。経費削減だけでなく、例年より多くの方にご挨拶できたような気がします。一方、「年末の大掃除のとき、ごみ袋が破れて困った。有料化された市の指定ごみ袋は破れやすい。１枚４５円（45㍑袋）もするのに」という苦情も寄せられました。

　地域や子どもたちの宝である市立幼稚園の全園廃止の計画中止を求めて、地域や保護者のみなさんと協力していくことも確認しました。市の諮問機関である教育問題審議会でも、「市立幼稚園は地域との結びつきも強く、存続することが望ましい。財政を理由に統廃合すべきではない」という結論を出しています。

　新家幼稚園や東幼稚園の統廃合計画は、保護者や地域の強い反対で白紙撤回されました。にもかかわらず、市の幹部が集まって一方的に財政難と少子化を理由に、市立幼稚園の全廃計画を決めています。市は新たに２園の幼稚園を建設する計画です。この建設費の裏づけや、新たな2園が大規模化しすぎることなど新たな問題が出てきます。

　夜は、岸和田で泉南アスベスト国家賠償請求訴訟を勝たせる会の会議に参加しました。アスベスト弁護団や医療団体、アスベスト被害者が出てきている建築関係の労働組合、私たち「市民の会」などなどのメンバーが集まりました。多士多才な人が集まります。難しい課題がいつの間にか、楽しくがんばろうという気になります。

　泉南アスベスト国家賠償請求訴訟の「公正判決を求める署名」の取り組みや1月24日（日）泉南市のアイピアで開催されるその「スタート集会」について相談しました。