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  • こんにちは。日本共産党 大森和夫です。

    市立幼稚園がなくなる

    [2008.12.22] -[議会だより]

     22日の総務教育常任委員会で

    ①小学校区の再編

    ②幼稚園の統廃合について

    ③全国学力・学習状況調査結果について

    ④教育施設の耐震化について、

    報告と質疑が行われました。傍聴したなかで、メモした主な報告・質疑を紹介します。

     

     

    ①について

    ・鳴滝第一小学校と鳴滝第二小学校の統合について、地元の同意を得られるようにすること。

    ・調整区(本来ならA小学校区だが、希望があればB小学校にも行ける地域)がなくならないのはなぜか。

    (答弁)調整区はなくす方向。しかし、実態を調べると「祭り」の関係で、調整区を設ける必要があった。

     

     

    ②について

    9つの公立幼稚園を、2つに統廃合する。理由は、市の財政難と園児が減ったこと。園児はバスで送迎を行う。新しい2つの幼稚園は、一丘幼稚園(大規模改修をおこなう)と済生会泉南病院跡地(市立図書館となりー山側)に建設する計画。

    ・2つの大規模幼稚園では、今までのようなきめ細かい教育は出来ない。

    ・市民説明会を中学校区ごとにおこなうが不十分ではないか。

    (新家幼稚園と東幼稚園の統廃合計画の説明会は全小学校区でおこなわれた。参加者からは、幼稚園問題だけでなく教育について考える機会となり喜ばれた。ごみ有料化の説明会は区や自治会単位でもおこなわれている)

     

     

    市民説明会の日程は以下のとおりです。1月の市広報で詳しく紹介されます。

     

    時間 会場
    09年1月16日(金) 午後7時から9時

    西信達小学校

    09年1月17日(土) 午後2時から4時 信達中学校
    09年1月24日(土) 午後7時から9時 一丘中学校
    09年1月25日(日) 午後2時から4時 泉南中学校

     

    ③全国学力・学習状況調査の結果概要は市のホームページなどで公開する

     

    ④2013(平成25)年度に学校耐震化率100%を目指す。

    各年度目標値は次のとおり

    年度

    08

    09 10 11 12
    耐震化率 34.8% 46.1% 57.3% 75% 88.1%

     

    なぜすべての幼稚園をつぶすか(2008.07.09の活動日誌から) 

    (6月議会報告・大森議員の一般質問から)
     昨年、市の幹部だけで作った「就学前保育教育のあり方検討委員会」(検討委員会)で、現在ある9つのすべての市立幼稚園をつぶし、新たに2園の幼稚園を建設する計画を作りました。

     この計画について
    ・保護者や地域、教育問題審議会は幼稚園の存続を求めている。
    ・少なくとも中学校区に一つは市立幼稚園が必要。
    ・すべての幼稚園をつぶす理由が明確にされていない。
    ・財政難を理由に安易に幼稚園をつぶすのは、問題。

    と指摘し、検討委員会でどのような議論があったのか、と質問しましたが、明確な答弁はありませんでした。

     

    市の考え方を理解するために、検討委員会の議事録の提出を求めましたが、録音も議事録もないそうです。検討委員会の資料は教育委員会がまとめた簡単なペーパーしかありません。

     

    教育委員会は、自ら諮問した教育問題審議会で幼稚園の存続を求める答申を受けながら、検討委員会で幼稚園つぶしを決めるなど、矛盾しています。  (この様な矛盾がおこる理由を知るために、議事録が欲しかった)

     教育委員会は、教育問題審議会や保護者や地域の期待に答えて、幼稚園の存続に尽くすべきです。

     市も幼稚園はつぶさなくていいように、税金のムダつかいを改めるべきです。

     

    【地域から愛される市立幼稚園】
     泉南市立幼稚園は「地域の宝」といわれ、それぞれの地域の特徴を生かした活動が行われています。また、地元の高齢者や小学生との交流など地域に密着しています。2002年には保護者や住民の運動で「幼稚園統廃合計画は白紙撤回」になりました。