[2008.12.19] -[議会だより]
12月議会の最終日、9つの議案の採決が行われ、全議案が可決しました。共産党は「市立文化ホールの指定管理者を民間業者にする議案」に反対、他の議案には賛成しました。
文化ホールの指定管理者を民間業者(営利業者)にした場合、住民サービスが低下することもあるので反対。一方、市立体育館、双子川テニスコート、市民球場の指定管理者を泉南体育協会にする議案と、 総合福祉センター(あいぴあ泉南)の指定管理者を社会法人 泉南市社会福祉協議会にする議案には賛成しました。
体育協会や社会福祉協議会は営利団体でなく、体育や福祉の専門家のいる組織なので、運営など安心して任せられると賛成しました。
他に可決した主な議案
・20㍑20円と45㍑45円のゴミ袋に加え、新たに10㍑10円と30㍑30円のゴミ袋を販売する
・ごみステーションに置いてあるアルミ缶などの資源ごみの持ち去りを禁止する
・過大に見積もった給水人口と給水量を見直す
・出産育児一時金の増額(35万円から38万円に増額)
・一般会計、下水道会計、介護保険会計の補正予算
ごみ収集の議案審議のなかで、共産党が要望してきた「資源ごみの収集日を週1回に増やす」について、市が収集ルートなどの検討しているが明らかになりました。
6つの議員提出議案(意見書・決議)は、「同和行政の終結を求める決議」 は共産党だけの賛成で否決となりましたが、他の議案は可決しました。
可決した意見書
・都市再生機構の家賃値上げ見合せと居住の安定を図るため国会決議の全面実現を求める意見書 (全会一致)
・長時間労働や日雇派遣など労働法制の改正を求める意見書(全会一致)
・安心の介護サービスの確保を求める意見書(全会一致)
・中小業者の自家労賃を必要経費として認めることを求める意見書 (共産党や拓進クラブなどの賛成多数)
・後期高齢者医療制度の廃止及び高齢者の負担の軽減を求める意見書 (共産党や拓進クラブなどの賛成多数)