こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2008.11.4] -[インフォメーション]
大阪・泉南地域では、100年にわたって石綿紡織業が発展しました。その結果、労働者、家族、自営業者、近隣住民などに、石綿肺や肺ガン、中皮腫など深刻な石綿被害が発生し、調査の進むに連れて、現在でも被害は広がりを見せています。
私たちは、2005年秋以降、300人を越える人たちから健康相談を受け、医療機関の紹介、労災申請、アスベスト新法での救済等に尽力してきました。
2006年5月、大阪地方裁判所に、石綿被害を放置し拡大させた国の責任を問うアスベスト国家賠償訴訟(原告28名)を起こしました。国は、被害の実態を『知ってた』のに、また対策を取ることも『できた』のに、何も『しなかった』。私たちはこの3語を合言葉に精力的に裁判闘争を進め、いよいよ2010年春には判決を展望できるところまで進んできています。全国的にも、石綿被害の国の責任を問う最初の裁判として、注目されるところとなっています。
私たちは、この裁判に必ず勝利し、被害者の全面的な救済を図るとともに、ノンアスベスト社会を作る礎(いしずえ)となることを決意しています。
そこで、このたび下記の会を立ち上げることになりました。つきましては、泉南地域内外の皆さんにこの会にご参加いただき、ご協力とご支援をお願いする次第です。
記
名 称 大阪・泉南地域のアスベスト国家賠償訴訟を支え勝利させる会
(略称、泉南国賠勝たせる会)
会 員 アスベスト国賠を支援する個人、団体
活 動 公判の傍聴、公正判決署名、宣伝行動、集会など「市民の会」と共に裁判を支え、勝利させる活動
発足総会 11月16日(日)
午後2時30分~4時
泉南市樽井公民館 072-483-4361
南海線「樽井」徒歩2分
<ご案内>
発足総会に先立ち、当日午後1時より同会場にて、三菱マテリアル建材第2次請求人団の結成会議を行います。時間のある方はこちらにもご出席下さい。
2008年10月
泉南地域の石綿被害と市民の会代表 柚岡一禎
大阪じん肺アスベスト弁護団団長 芝原明夫
(連絡先) 市民の会(電話 072-483-4981)