こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2012.2.25] -[議員日誌]
橋下「維新の会」が大阪府議会と大阪市議会に教育基本条例案を提案します。この条例案の「第7章 学校制度の運用 2 学校の統廃合(44条)」で、3年連続で入学定員割れになった高校は統廃合しなければならないと定めました。
旧9学区(岸和田市以南)で、2011年度定員割れしたのは、貝塚南・日根野・りんくう翔南の3校です。貝塚南高校は2年連続の定員割れ、日根野高校とりんくう翔南高校は前期試験から後期試験に変更して定員割れになりました。
りんくう翔南高校は、2009年4月に泉南高校と砂川高校が統廃合されて出来た学校です。
これらの高校を卒業した立派な卒業生が一杯います。ある卒業生は「俺の母校をなくすな。定員割れになったら、定員を減らせばいいだけのこと」と怒っていました。
定員割れは、その学校の教育内容に問題があるわけではありません。前期試験から後期試験への変更が定員割れの原因だといわれています。このような試験制度を作った府教育委員会に責任があります。
りんくう翔南高校が廃校になれば、砂川高校の廃校に続き泉南市から高校が無くなります。教育基本条例案を廃案し、地元の学校を守っていきましょう。