当サイトは2012年3月2日をもちまして、更新を停止しています。新しいサイトは、 http://ohmorijcp.wajcp.net/ です。
お気に入り(ブックマーク)やリンク集に登録されている方は、お手数ですが変更をお願い致します。
  • TOP
  • プロフィール
  • 活動トピックス
  • 議員日誌
  • 議会だより
  • こんにちは。日本共産党 大森和夫です。

    原告がまた一人亡くなる

    [2012.2.6] -[議員日誌]

    「泉南アスベスト訴訟」の原告の1人、岡田晴美さんが亡くなり、お葬式が行われました。

     

    国賠訴訟の提訴以来、原告が亡くなったのは6人目です。

     

    晴美さんは夫とともにアスベスト工場に働き、夫はアスベストによる肺がんで亡くしました。晴美さん本人も石綿肺に苦しみ、入退院を繰り返していました。

     

    今月13日には退院の予定でしたが、4日の晩に亡くなりました。

     

    晴美さんの娘・陽子さんはアスベスト工場の中で、遊んだり寝かされたりしていました。そこでアスベストを吸引し石綿肺になり、酸素ボンベが手放せない体になっています。

     

    岡田晴美.jpg

    陽子さんも原告の一人です。

     

    晴美さんは陽子さんを石綿工場に連れて行き、アスベスト被害者になったことを悔やんでいました。

     

    陽子さんもそんな母を見て悩んでいました。

     

    陽子さんは石綿工場で働いたことはないので、労災認定も受けられません。陽子さんは石綿肺のために、天職だと思っていた看護婦も辞めざるをえませんでした。経済的な苦労に、晴美さんの介護や子育てと大変です。

     

    「命あるうちに救済を」これは単なるスローガンではありません。

    アスベスト被害者の命がけの叫びです。

     

    写真は裁判所前で宣伝する岡田陽子さん

    ブログを書くならBlogWrite