こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2011.12.20] -[議員日誌]
第7回泉南市砂川小学校プール児童死亡事故調査委員会が泉南市埋蔵文化財センターで開かれ、調査報告書(案)が審議されました。その後、午後2時から、記者会見が行われました。
記者会見には、金子会長(弁護士)、松本事務局長(弁護士)、奥平委員(泉南市副市長)、蔵野委員(泉南市教育長)が出席しました。
最初、会長から調査報告書(案)の説明がありました。この調査報告書(案)で事実関係をほぼ把握し、それをもとに問題点を明らかに、再発防止に向けて提言が行われています。この案に、文言の整理や重要な部分を膨らませて、12月26日に市長に提出します。
プール事故に関連して、市民から3405の意見が寄せられました。再発防止に向けて、市民の高い関心が明らかになりました。会長はこの市民の意見を「泉南市の財産」だと評していました。
一方、行政に対しては、教育委員会からプールの管理業者まで、「根拠のない信頼」が生まれ「誰も責任をとらない体制」になっていた旨の指摘がありました。
さらに安全性を確保するためには、予算措置を取る必要があるとしています。
これらの指摘や提言を、真摯に受け止め、行政全体の意識改革が必要だと感じました。この報告書を出発点に行政への信頼を回復し、安全・安心の街づくりを進める必要があります。
報告書は、市長に提出後(12月26日)、市のホームページや市役所で閲覧することが出来ます。