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  • こんにちは。日本共産党 大森和夫です。

    泉南市長・議長がアスベスト問題で国に要請行動

    [2011.11.16] -[議員日誌]

    10月30日 泉南市長・議長と阪南市長・議長がアスベスト問題の早期解決の要請に厚労省と環境省を訪問し、さらに大阪選出の衆参国会議員30人に要望書を届けました。

     

    厚労省は牧義夫副大臣、環境省は高山智史政務官と面接できたそうです。

     

    松本泉南議長(当時)の話


    ○長安衆院議員(大阪19区選出・民主党)が一部だが同行してくれた。


     

    ○山下参院議員(共産党)は、自分の議会ニュースにアスベスト問題を載せている。


     

    ○公明党の議員は親切に対応してくれた。


     

    以下、 23年度アスベスト要望書の全文です
     

    平成23年度

     泉南環第443号
     泉南議第405号
        

    平成23年10月31日
     

    厚生労働大臣  小宮山 洋子 様

    大 阪 府 泉 南 市 長 向井 通彦

    大阪府泉南市議会議長 松本 雪美

     

    アスベスト問題について(要望)

    平素から、本市の健康増進・環境保全行政の推進に格別のご理解、ご協力賜り厚くお礼申し上げます。


    さて、過日示された「泉南アスベスト訴訟」の控訴審判決は、私ども泉南地域に生活拠点を置くものや全国のアスベスト被害者に強い衝撃を与えました。
    早期解決が切望される中、その判決内容を拝見しますと、時代が逆戻りした感は否めず、今後被害者の救済に向け、裁判とは別に国のさらなる積極的な裁量が求められるところとなりました。

     


    今夏、国会で「改正石綿法」が成立し、遺族らの救済措置が10年間延長されましたが、本市を含む泉南地域の実情やアスベスト被害の特異性を十分考慮いただき、環境暴露も含めたすべての被害者が、平等な救済が受けられるよう、下記事項について、早急かつ適切なる対応をしていただけますようここに要望するものでございます。

      

      記


    1.健康被害に関する要望
    ① アスベストに対する健康不安に対し、潜伏期が15~50年であることから平成23年度以降も肺がん検診に対する助成を含め、長期の健康管理に対し継続した支援を行なうこと。

     

    ② 健康相談に対し、専門的立場から指導・助言等の支援を行うこと。


    ③ アスベストによる健康被害に対する診断・治療方法の開発・研究速度を進め、医学的知見を確立するとともに、医療機関の充実を図ること。


     

    ④ アスベストによる健康被害の救済における指定疾病に係る医学的判定に関する考え方において疫学的調査結果を踏まえ、より柔軟な対応や新たな対応策の構築を図ること。

     

    2.環境保全に関する要望
    ① 一般大気中のアスベスト濃度測定調査を継続すること。

    ② 建物の解体や改修現場における周辺環境調査を実施すること。

     

    3.財政支援に関する要望

    ① 地方公共団体が行うアスベスト対策への財政支援制度を創設すること。

     

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