こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2011.10.19] -[議員日誌]
いま、マスコミでもTPP参加問題が大きく取り上げられています。TPP参加をあおるような報道も多くあります。
「庶民の暮らしにプラスかマイナスか」を単純に考えた場合、輸出大企業にはプラスかも知れませんが、外国に仕事を奪われる庶民にとってはマイナスばかりです。
オバマ米大統領は、自国の雇用を増やすために、日本にTPP参加を押し付けています。
世界で起こっているデモは「1%の富裕層(大企業)のために、99%の庶民の暮らしを犠牲にするな」と言うものです。TPPに日本が参加すれば、格差と貧困がますます拡がります。
泉南市では、農業委員会・労働組合・医療関係者などの要請を受けて、3月議会で「TPP交渉への不参加を求める意見書」を共産党が提案し、賛成多数で可決しました。
「日本の中枢を握っている輸出大企業がどうなるのか」ではなく「自分の暮らしや雇用を守るためにはどうすべきか」を考えれば、TPP不参加という結論になると思います。
詳しくはTPP参加反対・慎重意見書/42道県議会に広がる/市町村420議会 2月以降 (しんぶん赤旗2011年10月18日(火)付け)をご覧ください。