こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2011.10.18] -[議員日誌]
17日から2010年度決算審査特別委員会が開かれました。最初に、井原委員長(公明)とわけ副委員長(共産)が選ばれました。
一般会計の歳入から、歳出(総務費・民生費・衛生費・消防費・農林水産費・商工費・教育費・公債費)、特別会計(水道・下水道・国保・介護・後期高齢者保険など)が審査されます。
泉南市は数十年にわたり、大阪府下でも最も低い徴税率でした。特に高額滞納者が多くいました。私は本会議や決算委員会で、高額滞納者の問題を何度も取り上げました。
高額滞納者には、市政や市長に関わる人もいました。プライバシーの問題もあり、追及にも苦労しました。
何度も議会で取り上げたことは、行政や滞納者にプレッシャーを与えた事は間違いありません。その後、担当部などの努力で徴税率も改善しました。
一方、滞納者に対する「差し押さえ」、また欠損処理など、市民に不公平がないようにしなくてはなりません。また、能力のある人には、それなりの税負担を求めることが大事です。
私が取り上げた高額滞納者には、分割で全額を納め終えた人もいます。
午後から、「泉南アスベスト被害とと市民の会」の世話人会に参加。
晩は阪和演鑑協・泉南演劇鑑賞会の「海霧」(民藝・原作=原田康子 脚本=小池倫代・演出=丹野郁弓)を見ました。
以下、民藝にHPから
新天地への夢を求めて佐賀から釧路へと渡り、店を開いた平出幸吉と妻さよ。やがて隆盛を極めた平出商店の悩みの種は、跡取りである男まさりの長女リツと婿の不仲でした。孫の千鶴が誕生したことでこれからは順風満帆と思えたのも束の間、平出家には次々と荒波が押し寄せます。過酷な風土の中で明治、大正、昭和を生き、一族を見守り続けたさよの胸には、いつもあの北の海の「深い霧」があったのでした……。