日本共産党泉南市議会議員　大森和夫

国保運営協議会で保険料値上げ案を可決

[2011.10.14] -[議員日誌]

国民健康保険の保険料を決める国保運営協議会が13日開催されました。

事務局から「保険料の資産割をなくす一方、所得割や最高限度額を増やす案」が提案されました。

採決の結果、共産党・公明党・拓進クラブの市議会議員3人の反対がありましたが、賛成多数で、可決しました。

＊協議会は医療関係者や国保加入者や市議会議員などで構成されています。

この値上げ案は、市長に答申され、市長は12月議会に議案として提案します。

この値上げ案に反対する意見は

１、 今回の改定案は、所得２００万円の世帯で２０万円が国保料になる。このような高額な保険料は払いたくても、払えない。

２、 泉南市は、市民病院もなく市民一人当たりの保健衛生費は府下最低である。保健衛生費を増やして、国保料の値上げをやめるべきである。

３、 昨年から各種公共料金や水道料金、下水道料金が値上げになっている。これ以上の市民負担は耐えられない。

共産党市会議員団は、市民団体と協力して１２月議会に向けて国保料値上げに反対する署名に取り組む予定です。