こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2011.9.2] -[議員日誌]
1日、山下参院議員と宮本衆院議員と秘書2名が泉南市立プールでおこった児童の死亡事 故の調査に来ました。
山下議員は参院の地方自治を扱う委員会に、宮本議員は衆院の教育問題を扱う委員会に所属しています。
プールサイドに立ち、黙祷をささげる山下議員と宮本議員(左から)
2時から泉南市教育委員会と懇談し、事故のあったプールに行き、事故当時の様子や管理状況を聞き取りました。その後、5時からは6時過ぎまで共産党市会議員団と懇談をしました。
最も安全であるべき学校プールで、死亡事故が起こったことを重視していました。また、ふじみ野市の市営プール事故の教訓が生かされなかったことを悔しがっていました。
国の地方自治体への補助金減らし、自治体の財政難を理由にした民間委託の問題点について、教育委員会の意見を聞きました。
昭和60年代からはじまった学校プールの一般開放は、教育委員会が直接管理していました。それが行財政改革と称して、教育予算を削り、民間にプール管理を委託しました。さらに、プールの開催日を減らし、プール予算を削り、杜撰なプール管理がおこなわれ、子どもの命まで奪いました。
プールに市職員が1人でもいれば、このような事故は防げたでしょう。いまこそ、自治体や公務員の存在意義が問われています。
また、子どもだけでも簡単に大プールに行ける構造上の欠陥にも目を配っていました。
このような事故は、泉南市独自の事情もあるが、他でも起こりうると、泉南の教訓を国政に生かしたいと述べていました。
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午前中は、議会運営委員会で、議案の説明、一般質問の順番を決める抽選、意見書の説明が行われました。