こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2011.8.26] -[議員日誌]
午前中、阪南市役所と泉南市役所にアスベスト国賠訴訟の弁護士と原告ら10数人が訪問しました。昨日の高裁で不当判決が出され、敗訴したことに対し、力不足をお詫びし、引き続く支援のお願いをしました。
左から岡田(原告)、越尾弁護士、向井泉南市長
両市長、議長とも共通して「高裁の勝利を確信していた。判決理由には納得いかない。これからも被害者救済のため、ともに頑張る」と原告らを励ましてくれました。
原告らは、これらの励ましを心から喜んでいました。
懇談の中で、原告らは次のような話をしました。
・ 寒い日の雨の日も暑い日も裁判所で訴えてきた。その結果が敗訴。悔しいが負け犬にはならない。引き続き頑張るので、応援してください。
・ 敗訴でも仕方がないが、その理由をちゃんと法廷で説明すべきだ。法廷で悔しくて涙が止まらなかった。同じように泣いている人が沢山いた。
・ 判決を聞いて希望を失ったが、判決後の集会で、全国から励ましを受け、気力が戻った。
・ 泉南地域には石綿で亡くなった人の亡霊でいっぱい。その人たちの無念を晴らしたい。
また、支援者からは「市を挙げて、もっと裁判や署名の応援をすべきだ」という意見もでました。
原告や弁護士ら20人は、東京で、国会議員への要請活動を行っています。今日は枝野官房長官とも面接を行っています。
弁護団と原告らは、不当判決に対し裁判所に上告することを決めています。引き続きのご支援をお願いします。
左から原泉南副議長、松本議長
福山阪南市長(右端)と懇談
三原阪南議長と懇談 右から2人目