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  • こんにちは。日本共産党 大森和夫です。

    悪臭解決は住民運動の成果

    [2008.9.19] -[議員日誌]

    今朝「悪臭の解決はどこの党の実績ですか」と電話ありました。私は迷うことなく「住民運動の成果です」と答えました。すると「共産党の実績ではないのですか」と聞かれました。私は、共産党が議会や住民とスクラムを組んでがんばったことをお話し、繰り返し、住民運動の成果です、と答えました。  


    市は、悪臭の解決は大阪府の仕事とこの問題に真正面から立ち向かいませんでした。そのため、「悪臭は解決できない」と言われきました。しかし、いまでは、窓が開き、布団が干されています。それを見ると、本当にうれしくなります。

    10年にわたる運動の途中には、展望を失いかけたこともありましたが、住民の励ましでがんばることが出来ました。

     

    業者は、酪農の仕事は引き続き行なっています。7月には、牛舎臭の改善を求めて、私と地域の自治会長と業者の話し合いを行ないました。業者は、牛舎臭の改善に取り組んでいます。業者は地域と共存共栄で取り組みたいと言ってくれました。この言葉はとてもうれしかったです。


    住民とスクラムを組んでがんばってきたことは共産党市会議員として誇りです。

     

    (悪臭の苦しみ)

    新家地域は、10年以上前から悪臭による健康被害に苦しんできました。窓が開けられない、布団や洗濯物が干せない、食欲不振になるなど、暮らしと健康に大きな被害が出ていました。市は、悪臭の解決は大阪府の仕事とこの問題に真正面から立ち向かいませんでした。住民からは、この様な市の姿勢に「市民税を払いたくない。これでは悪臭は解決しない。引越したい。」などの声が上がっていました。

     


    (議会で取り上げる)

    私は、10年前に当選以来、議会ごとにこの問題を取り上げてきました。「できないこと、言っても市民から文句を言われるだけ」「府の指導も聞かない業者に、いらんことはせんほうがいい」などと、うれしくない忠告を受けました。


    しかし、議会では「市民の苦しみがわからないか」と住民の気持ちを込めて追及しました。また、自治会の役員と一緒に業者や大阪府庁まで行って交渉したり、業者や行政を呼んだ住民説明会を開催しました。住民説明会の様子や議会のことは、議会報告にして、市民に知らせ、運動をはげますように心がけました。

     


    (議会報告で活動を知らせる)

    住民説明会で、業者や大阪府は、何度か期限を決めて「悪臭を解決する」と約束しました。そのことを、議会報告のニュースにして地域や駅で配布しました。しかし、この約束は守られませんでした。私のところに、「お前の議会報告はウソばかり、解決もしないのに、大きなことをいうな」と苦情の電話も入りました。しかし、業者や大阪府にプレッシャをかけ、みんなガンバッテ運動していることを知ってもらうために、議会報告は発行しました。

     


    (他党派の議員も応援してくれる)

    私は、質問だけでなく、大阪府に対し「悪臭が解決しない限り、業者の営業を認めないこと」とする意見書を議員提案しました。議会事務局は、この意見書が業者の営業妨害になるのではないか、大変心配していましたが、提案者である私が責任を持つからと、納得させました。この意見書は、全議員が賛成してくれ、可決することができました。

     


    (悪臭委員会の活躍で悪臭が解決)

    地元では、区長や自治会長を中心に悪臭対策委員会が立ち上がり、私もその一員として協力してきました。悪臭対策委員会は新家区長協議会だけでなく、全市内の区長の協力も得て署名活動に取り組みました。市内だけで、2万6千筆の署名が集まりました。実に 泉南市民の4人に1人が署名してくれました。この署名は、泉佐野市や田尻町にも広がり、マスコミでも取り上げられました。

    この署名の力で、大阪府は業者の中間廃棄物処理業者としての営業が止めさせ、悪臭は解決しました。