こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2011.8.11] -[議員日誌]
党市会議員団は向井泉南市長に「市立プールの死亡事故調査等に関する申し入れ」を行いました。
事故発生から10日以上になり、8月3日の党議員団の申し入れ、8月5日の議員全員協議会の質疑を受けて、2回目の申し入れを行いました。
申し入れに対する市長の回答は次のとおりです。
①プール事故調査委員会を今月中にたちあげる。今、人選中である。
②温水プールの子どもへの無料開放は行わない。お盆後のプールの利用者は少ないため(例年のプールの一般開放の利用状況から)
③市のホームページに事故の経過報告を載せる。真相が明らかになるたびに、更新するようにしたい。
④市の広報(9月号)には、事故の経過を掲載する 。
⑤お盆を前に、市長、副市長、教育長で被害者の保護者にあってきた。プールの入り口に献花をしてきた。
⑥プールの管理会社が市の施設の清掃、ごみ収集の業務を行っているが、プールの事故を理由にこれらの業務契約を打ち切ることは、法的に難しい。
②以外は、党議員団の要望を受け入れられています。しかし、事故後の対応が、教育委員会任せで遅れている感は、ぬぐいきれません。
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午前中は、「泉南アスベスト被害者と市民と会」の打ち合わせ、午後は、申し入れ活動など、晩は地元共産党の会議。
申し入れの全文は次のとおり
2011年8月11日
泉南市長 向 井 通 彦 様
泉南市教育長 蔵 野 博 司 様
日本共産党泉南市議会議員団
大 森 和 夫
成 田 政 彦
わ け 信 子
松 本 かよ子
市立プールの死亡事故調査等に関する申し入れ
7月31日、一般開放を行っていた市立砂川小学校プールで、児童が死亡する事故が起こった。わが党議員団は8月3日に、3項目(一、事故の全容を明らかにし、市民に報告すること。一、このような不祥事を二度とおこさないよう万全の対策を講じること。一、プールの一般開放を中止する間、学校プールにかわる支援を行うこと。)の申し入れをおこなったところである。
事故がおきて10日以上が過ぎたが、事故の全容は、いまだ明らかになっていない。一方、事故の際、1名いたと言われた監視員が実際は1人もいないことが明らかになった。また、日常的に監視員が不足していた事態を教育委員会の幹部が知らなかったという説明があり、市民から不信と怒りの声が上がっている。
市は事故の徹底した真相解明をおこなうために、事故調査委員会を早急に立ち上げ、市民にこの事件の全容を明らかにする責任がある。また、夏休みが終らないうちに、事故の影響を受けた子ども達への対策をとる必要がある。
そのために次のことを強く申し入れる。
記
一、市は事故調査委員会を早急に立ち上げ、事故の徹底した真相解明を行い、市民に報告すること。
一、夏休み中の泉南清掃事務組合のサンエス温水プールの無料開放など、事故の影響を受けた子ども達への支援をおこなうこと。