こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2011.7.23] -[議員日誌]
泉南アスベスト国倍訴訟の原告、弁護団、支援団体では、「全面救済を求める判決署名」を集めています。その署名用紙は左右に大阪高等裁判所と大阪地方裁判所へ提出する別々の署名になっています。
署名は、両方に書いてもらい、切り離してから高裁と地裁に提出します。
その署名用紙の切り離しの作業が大変です。事務用のカッターでも一度に切れるのは10枚程度です。それを、何万回か続けると、カッターの切れも悪くなってきます。
署名は10万筆が集まっています。1枚の署名用紙に5名分書けますが、一人しか書いていない署名用紙もあります。
この切り離し作業に時間をとられます。そのため、今日は岸和田にある共産党の事務所にある電動のカッターを使いました。このカッターなら2~300枚を一瞬に切ります。
一緒に作業した原告らは、共産党の事務所を見て、「わぁー、ぼろい事務所。共産党は貧乏やから、仕方ないか」と驚いていました。
そして「共産党も政党助成金をもらいよ。他はもらってるのに」と助言してくれました。
政党助成金は1995年から年間320億円が共産党以外の政党に配られています。共産党は、政党助成金は憲法違反として受け取っていません。
320億円もの税金は、震災被害者やアスベスト被害者のために使われるべきものです。
こういう主張も、政党助成金を受け取らないから言えることです。共産党が大きくなれば、政党助成金は廃止できます。
やっぱり、政党助成金は受け取れません。事務所はぼろでも、共産党は高い志をもってがんばります。