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  • こんにちは。日本共産党 大森和夫です。

    敦賀市と原子炉「もんじゅ」の視察(視察2日目)

    [2011.7.22] -[議員日誌]

    美浜町の視察を終え、昨晩は敦賀市のビジネスホテルに泊まりました。

     

    朝から敦賀市の視察を行い、財政の状況や原発に関わる話を聞かせてもらいました。


    敦賀市は原発マネーもありますが、企業誘致・観光・福祉・教育に力を入れ、借金を少なくするなど健全財政を心がけているそうです。


    原発が機関産業となっているためか、市民に原発の危険に対する意識が薄いと心配されていました。


    一方、「危険な原発をいつまで、続けるのか」などの苦情の電話が役所に多くかかってくるそうです。

     

    それに対し、「原発は国策として行われ、また、大阪などに電気を送って産業の発展に寄与してきたという自負がある」と答えるそうです。

     

    福島原発の事故は収束どころか、悪化するような状況です。


    原発を「国策」や「産業発展」や「自負」という視点でなく、「市民の命や財産を守る」立場jから「原発のあり方」も見直して欲しいと思いました。

     

    原発事故で放射汚染を受ける敦賀市や美浜町の近隣自治体では「原発の撤退を求める意見書」が可決されています。

     

    大阪府民にとっても、琵琶湖が原発事故で汚染されれば、水道水が飲めない事態も起こりかねません。

     

    「福井地震など過去にも大きな地震がありました。原発が活断層の上にあって心配ですね」と質問すると「建設当時は分からなかったことで・・」という回答でした。

     

    ・ ・・・・・・・・・・・
    午後からは、敦賀市内にある高速増殖炉「もんじゅ」の視察に行きました。


    もんじゅは15年前にナトリウムの漏出火災事故が起こし運転を休止していました。さらに2010年8月の事故や操作ミス、事故の公表の遅れなどによって、現在も停止したままです。


    東京ドーム20数個分の広い敷地がありました。テロリストから守るために、厳しい警護の元にありました。撮影も禁止されています。


    「もんじゅ」を守るため、ひいては「原発利益共同体」を守るため、莫大な税金がつぎ込みまれ、さらに電気代に上乗せして召し上げられています。

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