こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2011.7.12] -[議員日誌]
(支援3日目)陸前高田市内でも津波が来ていない山の手地域を廻りました。
すぐそばを流れる川にまで津波が来ました。津波は川上10キロメートルにも迫り、川べりには壊れた車が転がっています。9キロメートルの所では死体が上がったそうです。
陸前高田市民の10人に1人が亡くなっています。直接津波が来なかったところでも、家族や仕事を失っています。
●津波に夫も家も奪われた女性の話
着の身着のままで実家に避難してきた。瓦礫を見ると、過呼吸になる。中学生の二人の子供を、内陸部の学校まで車で送っている。スクールバスを運行して欲しい。
実家に避難すると避難所や仮設住宅に比べ支援が少ない。避難に差をつけないで欲しい。
●職場が流された女性の話
働きに行っていた縫製工場が、機械ごと根こそぎ流された。そのため、失業状態である。社長にはあえていないが、再建は難しそうだ。東京の百貨店にも服を出すような仕事していたのに、残念だ。
収入が減り不安。失業保険が受けられる期間を長くして欲しい。これから、仕事があるか、雇用問題が心配。
同じ職場で働いていた中国人労働者は、住まいも仕事もなくした。彼らをこの家に避難させ面倒を見ていた。その後、仕事が見つからず中国に帰った。
●障害者を家で介護している家族の話
障害のある子どもの酸素吸入器が停電で止まった。そのため、主治医のいる隣町の病院まで子どもを連れて行った。津波に追いかけられるように行った。
地元の消防署員が地震から二日後に来た。障害者がいる家庭と消防署や地元の病院は、普段から連携がとれるようにする必要がある。
停電に備えて、医療用の発電機を支給して欲しい。
・・・・・・・・・・・・
晩は、室根高原の宿泊施設に泊まりました。今日、大阪から来た共産党阪南地区の第2陣のボランティア隊と合流しました。
ここは、1泊2700円で泊れます。お風呂もあって最高です。東京や横浜や海外からのボランティア隊も泊っていました。
昼ご飯は「川の駅」の
せせらぎ定食を食べる
水とん汁、しそジュースのぜりー
おにぎり、酢の物
「市民の声」(党派を超えて
戸羽陸前高田市長を
応援する組織)の
共同支援センターの
「青空市」
衣類、食器、靴、
文具、書籍、おもちゃ
などを無料で配布
「青空市」が終わって
終わりの会を開く
被災者訪問、瓦礫撤去などの
支援部隊も戻ってくる。
中央に共産党の藤倉市議