こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2011.7.11] -[議員日誌]
(陸前高田市支援活動2日目)大震災から、4か月を迎えましたが、復興・救済は進んでいません。
戸羽陸前高田市長は、「国はこの震災が東京・大阪で起こっていれば、もっと早く復興・救済をしているはずだ」と怒っていたそうです。
今日は、「市社会協議会の瓦礫撤去作業」と「市民の声の仮設住宅を廻って、被災状況や要望を聞く」活動に別れました。
私は、仮設住宅を廻りました。被災者から、じっくり話しが聞けました。
「立てないほどの強い揺れ、家に帰ったけど、ドアが壊れて家に入れない。仕方なく、着の身着のまま逃げた。隣近所に声をかけたが、家の3階に逃げるから大丈夫と、避難しなかった人は、亡くなった。指定避難所は平地にあったため、津波を見て、必死で山に逃げて九死に一生を得た」と話してくれました。
また、「生鮮食料がなくて困る。将来の予定が立たない」と嘆く方もいました。
その後、昨日に続き、陸前高田市の被災状況を見て廻りました。「議員には、是非見てほしい。津波や地震は、大阪でも起こります。」と話してくれました。
戸建ての仮設住宅
オートキャンプ場を利用
手前は木造の仮設住宅
陸前高田市役所
職員の4人に1人が死亡
職員は最後まで救援活動し
死亡者も多い
屋上のアンテナに登って助かる
市内の飲み屋は1軒だけ残る
クリーニング店は全滅
市民に10人に1人が死亡
市は全壊状態