平和とくらしを守り
市民が主人公のあたたかい市政を
(写真左端 大森)議会基本条例の勉強に山口県防府市にきました。防府市議会は行政をチェックするとともに、市民の意見を市政に反映させるために政策の立案や提言を行っています。
その成果のひとつに、市長ら特別職の退職金の引き下げ条例の可決があります。
今年6月の防府市議会で、「市長ら特別職の退職金を一般職員の水準に引き下げる条例改正案」が議員提案され、18対6の賛成多数で可決しました。その結果、市長の退職金は4年の任期で2190万円が390万円(82%減)に削減されます。副市長らの特別職の退職金削減分を合わせると5000万円近く削減されるそうです。
小泉純一郎総理大臣の退職金は一般職員と同じ計算で500万円程度だったそうです。それに比較して市長の退職金は多すぎるという意見が相次いだそうです。
泉南市長退職金は4年間で1400万円にもなります。共産党泉南市会議員団も、功労金的な高い退職金はやめ、一般職員の水準なみ300万円程度に引き下げるように、求めてきました。
しかし、市長は大阪府下でも退職金は最も低い基準だとして、引き下げに反対してきました。
今回の視察を経験に、他会派の議員にも働きかけ、議員提出議案として市長ら特別職の退職金の引き下げを実現したいと思います。
「市長が憎いわけでもない。市長は政策で選ぶべきで、退職金を減らしたから、いいというものではないが、市の財政状況を考えると、退職金の引き下げは当然」と防府市議は述べていました。
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