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同和更生貸付基金の肩代わり問題

同和更生貸付基金の「肩代わり」問題で、百条委員会が開かれました。前府会議員、元副市長や元助役らの証人喚問で、肩代わりの事実が明らかになり、引き続き市長の証人喚問をおこなうことになりました。

元助役は、「100万円を立て替えた。同和更生貸付基金条例を廃止するため、府下で最低の回収率を引き上げる必要があった。しかし、回収が進まないため、立て替えを行った。 条例を廃止したい一心で立て替えをおこなった。議会をだます事になり、軽率な事だと反省している」と証言しました。

☆肩代わり問題とは・・

昭和40年度より府と市の出資によりまして同和更生貸付基金条例を設定、旧同和地区の更生に要する資金として貸し付けを行ってきた。この貸し付け業務は昭和40年から平成5年まで実施。その間の貸し付け実績は1,386件で総額1億7,300万円になったが、5,072万円が未集金のままになっている。

 平成14年11月に基金条例が廃止される。廃止前に駆け込みで集金したと言われていた308万円は、市の幹部が条例を廃止するために身銭をきって「肩代わり」したことが、百条委員会で明らかになった。

☆百条委員会とは・・

 地方議会が地方公共団体事務の調査権を行使するため設ける委員会で、地方自治法100条に規定があることからこの名前がついた。

・・・・・・朝は新家駅で消費税増税と原発再稼動反対の宣伝を行いました。 午前中は、同和更生貸付基金の肩代わり問題を究明する百条委員会の傍聴、午後は生活相談と議員団会議。

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