平和とくらしを守り
市民が主人公のあたたかい市政を
今日の一般質問で新家駅のバリアフリー問題(海側改札口とエレベーター設置)を取り上げました。
バリアフリー法では、1日平均3千人以上の利用者がある鉄道駅には、エレベーターなどを設置することが定められています。新家駅は、5千人以上の利用者があり、早急な改善が求められています。
JRは地元の要望を受け、新家駅西口(海側)にスロープ付きの改札口をつくる計画(2010年6月議会答弁)でした。しかし、財政負担の問題などでJRと市の話し合いが進まず、計画が棚上げにされていました。
今年の6月議会では、私の一般質問に「新家駅は、まずバリアフリー化をしなければならない。海側に改札口を設けるか、エレベーターを設けるか、どちらを選択するのか、今後検討が必要」と市は答弁しています。
今日の質問で、私は「どちらか」でなく、「海側改札口もエレベーターもどちらも要望が強い。市はどちらも必要である、という立場でJRに対して要望すべきである。
交渉の結果、どちらか一つになった場合は仕方がないが、初めから切実な市民の要望を制限するのは、おかしい」と市長を追及しました。
しかし、市長は「どちらか一つは必ず実現する。財政問題もあり、どちらも必要というのは理想論」と拒否しました。
エレベーターを設置するのは1基1億円(新家駅には2基必要)、改札口設置には概算で5000万円程度と言われています。これらの費用は国・市・JRが3分の1ずつの負担で、市の財政を左右するような問題でもありません。理想論というのはオーバーな話です。
実現が難しくても、市民の要望は正しく堂々とJRに伝えて交渉することが必要です。その結果、どちらか一つしか出来ない場合は、市民も納得するはずです。
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