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南泉州消防組合議会

熊取町から岬町まで3市3町の消防署を一つにまとめ、南泉州消防組合に広域化する計画があります。それに伴う組合議会について、幹事長会議が開かれ各派が意見を述べました。私は次のような意見を述べました。

東海・東南海・南海地震が連動して起れば、西日本でも東日本大震災並みの被害が起こると言われている。また、この地域には上町断層と中央構造線断層(*)がある。

ところが、泉南市をはじめ3市3町では、財政難を理由に消防署員が削減されている。この批判を避けるため、消防署員数は現状維持のまま消防広域化で対応しようとしている。

抜本的な消防力の強化をはからない限り、大震災や津波から市民を守ることは出来ない。実際、大阪府下で現在、広域化をすすめているところはない。

広域化は焦眉の課題でなく、広域化の枠組みとなる組合議会は賛成しない。

(*)上町断層は豊中市から岸和田市に至るもの。断層が活動し地震が起こる確率順位は29と高く、 マグニチュード7.5程度の大きな地震がおこる可能性がある。

中央構造線断層の金剛山地東縁から和泉山脈南縁の和歌山市付近に至る区間が活動すると、内陸型地震としては最大級となるマグニチュード8.0程度の地震が発生する可能性がある。日本の活断層の中では地震の発生確率が(相対的に)高いグループに属している。

午前中、各派幹事長会議。午後は生活相談。晩は党の会議。

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