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アスベストの会議

(2008.08.30) 

旧三好石綿(三菱マテリアル建材)請求人団会議に参加しました。泉南市新家にあった三菱の石綿工場から撒きちらかされたアスベスト(石綿)で健康被害が起こっています。そこで働いていた労働者だけでなく、周辺住民や出入り業者まで被害にあっています。

この被害者を救済するために、私たち「市民の会」や大阪アスベスト弁護団や医療関係者が被害者と協力して、企業の謝罪や被害者への補償を求めています。早期の解決を求める署名は、新家地域だけでなく、全国から6000筆以上集まっています。

また三菱マテリアル建材も企業負担の検診を実施しています。私の質問に泉南市長も「三菱に早期の解決を求める」と答え、NHKテレビの取材にも同様に答えてくれました。

泉南市長が舛添厚生労働大臣と面会し、「石綿肺の救済や地元の医療体制の充実」を要望したことを報告しました。市民の会の代表と弁護団から、三菱との交渉の経過や泉南地域のアスベスト被害者の国賠訴訟の経過の報告がありました。新たに請求人団に加わった人達が自己紹介を行ないました。

この日は「石綿被害控訴審:ホテル側の安全配慮違反認める 遺族側の逆転勝訴」と新聞の記事がでました(詳しくはhttp://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20080829hog00m040006000c.htmlをご覧下さい)。

アスベストの製造に関係ない、サービス業でも被害が出て、そのような被害者にも補償されるようになっています。海外では、理科の実験でアスベストを扱う学校の先生がアスベスト被害になる職業として認めらているそうです。

9月議会で、私の質問に市長は「アスベスト被害は泉南市特有のものであり・・・」というくだりの答弁がありました。それに対し、「アスベスト被害はこれから泉南市特有の問題でなく、全国でいろんな職種の被害が出てきて、補償や医療が問題になる。そのとき泉南市で素晴らしい経験がある、泉南市で克服した経験がある、といわれるようにがんばりたい。アスベスト問題を泉南市特有の問題と小さく考えないように」と訴えました。