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活動日誌
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アスベスト(石綿)国賠訴訟と学習会にご参加を

(2008.05.25) 

第11回・弁論期日が5月28日午後2時30分から大阪地裁・第202号大法廷でおこなわれます。そのあと、学習会が午後3時30分〜5時まで中之島公会堂会議室でおこなわれます。

今回の学習会は、裁判の全体像が理解できるよう、若手弁護士が中心となって、準備を進めています。泉南市新家にあった三好石綿の被害者を訪ねる隠岐調査報告や市民の会の活動の映像も予定。

当日、阪南市役所12時30分、泉南市役所1時出発で泉南地域の石綿被害と市民の会(072-483-4981)では観光バスを出します。バス代は1000円。参加ご希望の方は、市民の会か大森までご連絡下さい。

◆ アスベスト(石綿)被害の全面救済&万全な被害対策を!
アスベスト国賠訴訟も今回の法廷で第11回を迎えます。今回も原告本人から、石綿被害の深刻さについて訴えを行います。
裁判は、次回の7月2日からは証人尋問に入ります。原告側は、国が早くから石綿の危険性を知っていたにもかかわらず、有効な規制も対策も行ってこなかったこと等を立証して行く予定です。

5月16日には、東京でも建設労働者の皆さん約200名が、国と建材メーカーの責任を問う裁判を提起しました。
アスベスト被害者の全面的な救済と被害の根絶に向けて、多くの皆さんの裁判傍聴、ご支援を心よりお願い申し上げます。

◆ 国は、知ってた!できた!やらなかった!  
国は、既に昭和15年当時からアスベスト(石綿)の粉じんから健康被害が生じることを知っていました。戦後、国には国民の生命・健康を守るためのさまざまな規制権限が設けられました。
それなのに、国は、経済発展を優先し対策を怠ってきたのです。

◆第8回弁論期日:原告の佐藤さんの意見陳述
私は、昭和49年から約30年間、泉南市や阪南市の5か所の石綿紡織の工場で働いてきましたが、平成7年頃にはじめて「塵肺B」の判定を受けました。

平成10年頃からは息が苦しい、咳が出る、時々胸が苦しくなる等の自覚症状はありましたが、最近まで入院したり通院したことはありませんでした。マスコミで石綿の被害のことが取り上げられ心配になり診断を受けたところ石綿肺であると診断されました。じん肺管理区分4と決定され労災認定を受けました。お医者さんからは続発性気管支炎と言われています。また、最近、呼吸機能障害(1級)として身体障害者手帳の交付も受けました。

診療所では、痰が出やすくなる薬の処方を受けています。お医者さんからは、今年のはじめころ、血液の中の酸素濃度が低いからいつも酸素ボンベを携帯して酸素吸入をしなければならない状態だと言われています。けれども、一度使用を始めると手放すことができなくなると聞いており不安なので現在のところは携帯酸素を使用する決心が付きません。

この1年あまりの間にも、だんだんと咳がひどくなり、特に早朝・深夜にはひどくなります。睡眠中にゼーゼー、ヒーヒーと言い、妻にはそばで聞いていると息が止まるのではないかと心配だと言われています。また、定期的に肺がん検診も受けなければならないと言われています。検診を受けるたびに結果が気になって不安になります。家族にも心配をかけなければならずとても心苦しく思っています。

私は、家族のために一生懸命に仕事に励んできました。その結果、こんな病気になってしまい家族にも心配ばかりかけなければならなくなってしまったことがとても悔しいです。人並みの健康な体を返して欲しいと思います。

詳しくは大阪じん肺アスベスト弁護団のHP hppt://www.asbestos−osaka.
com/index
もご覧下さい。



高校のPTA

(2008.05.23) 

今年から娘がお世話になる府立高校のPTA総会に参加しました。1時半から始まり、第1回の新協議委員会が終わったのが、5時過ぎ。それから懇親会に参加、緊張し疲れましたが、多くの保護者や教職員のみなさんと、知り合いになれました。私は会計監査を委嘱され、これから1年間、PTAと関わることになりました。

この学校では、PTA活動が盛んで、役員同士のチームワークもいいし、保護者と教職員もお互い信頼しあっていました。PTA役員を数年前に卒業したOBやOGも懇親会に来て、教職員や現役のPTA役員と懇談していました。ある先生は、「元PTA役員と友達みたいにしゃべって、グチも言い合っている」と楽しそうにしていました。

学年ごとに保護者が、集まって、踊ったり、心温まる替え歌で前役員の活動をねぎらったり、みんな芸達者でびっくりしました。初めて懇親会に参加した1年生の保護者はびっくりするそうですが、「じきに染まるから心配いらない」と励まされました。

子どもが被害者や加害者になる事故や事件、橋下知事の教育予算の削減、中途退学者の増加、学力低下の問題、教職員の多忙化など、教育にも格差と貧困の影響が出ています。未来に展望がもてない若者がふえています。

5月11日、サンデープロジェクトで「中曽根元首相・土井元衆議院議長・不破共産党元議長」の対談がありました。その中で、不破さんは、若者に「現在のように社会が貧困なときに、自分も貧困ならすに、自分の居場所がある社会に変えて欲しい。それが国民主権ということである」と話していました。



政務調査費の報告

(2008.05.22) 

泉南市では、議員一人に月額5万円、年間60万円の政務調査費が支給されます。
08年度の大森議員の収支は
・資料作成費、17万1038円
(主なものは、議会報告の作成費用)
・資料購入費、3万2194円
(書籍購入費)
・広報費、21万9513円
(議会報告の新聞折込代、ホームページに関わる費用)
・事務所費、6万3269円
(自宅の横にある事務所の備品や固定電話の費用の一部もしくは全額)

人件費、研究研修費、調査旅費、公聴費、交通費は計上していません。視察は行っていません。
合計48万6014円、残金11万3986円は市に返却しました。
09年度分から、領収書(コピー)の添付が義務付けられました。

政務調査費とは、条例で「泉南市議会議員の調査研究に資するため必要な経費の一部として、政務調査費を交付する」(第1条)と定められています。

また、議員は、政務調査費を規則で定める使途基準に従って使用するものとし、市政に関する調査研究に資するため必要な経費以外のものに充ててはならない(第5条)としています。

政務調査費は、使途に充てることはできないものとして
(1) 交際費的な経費
(2) 党費その他の政党活動に関する経費
(3) その他議員の行う調査研究活動の目的に合致しない経費
としています。

具体的には、
(1)研究研修費
議員が研究会、研修会を開催するために必要な経費又は議員が他の団体の開催する研究会、研修会に参加するために要する経費(会場費、講師謝金、出席者負担金・会費、交通費、旅費、宿泊費等)

(2)調査旅費
議員の行う調査研究活動のために必要な先進地調査又は現地調査に要する経費(交通費、旅費、宿泊費等)

(3)資料作成費
議員の行う調査研究活動のために必要な資料の作成に要する経費(印刷製本代、翻訳料、事務機器購入、リース代等)

(4)資料購入費
議員の行う調査研究活動のために必要な図書、資料等の購入に要する経費広報費議員の調査研究活動、議会活動及び市の政策について住民に報告し、PRするために要する経費(広報紙、報告書印刷費、送料、会場費等)

(5)広聴費
議員が住民からの市政及び議員の政策等に対する要望、意見を吸収するための会議等に要する経費(会場費、印刷費等)

(6)人件費
議員の行う調査研究活動を補助する職員を雇用する経費

(7)事務所費
議員の行う調査研究活動のために必要な事務所の設置、管理に要する経費(事務所の賃借料、維持管理費、備品、事務機器購入、リース代等)

(8)その他の経費
上記以外の経費で議員の行う調査研究活動に必要な経費
が認められています。



「集い」に40人を超える参加者

(2008.05.18) 

第3回「市政と後期高齢者医療制度を考える集い」を17日に中村老人集会所で、18日に楠台の集会所で第4回の「集い」を開催しました。それぞれ20人を越える方々が参加。ありがとうございました。参加者の方から、たくさんのご意見をいただきました。

中村の集いでは、参加者から「悪臭問題が解決して本当に良かった」と喜んでいただきました。悪臭問題は、解決の展望がなかなか見えず、励まされる一方、「出来ないことをいうな」とお叱りも受けました。しかし「悪臭が解決するまでやります。それが、共産党の公約というものです」と答えてきました。

議員になって、早速、住民の皆さんとともに、大阪府や悪臭の原因となっている企業と交渉を行ってきました。議会ごとに悪臭問題を取り上げ、市長に「悪臭による市民の苦しみが理解できるなら、大阪府任せにせず、解決の先頭に立って」と質問してきました。

その後、悪臭対策委員会が立ち上がり、悪臭の解決を求める署名が2万数千筆も集まりました。この住民の力が大きく、大阪府は悪臭の原因となっていた企業の産業廃棄物処理業の更新を認めませんでした。

楠台の集いでは、市の財政問題について多くの意見が出されました。人件費の削減を求める意見や、ゴミ有料化も財政難を救うため必要ではないか、ムダな事業(大型公共事業や市の一般的な業務にも)がたくさんあるのではないか、等々。

共産党には、(財政の建て直し案や医療問題など)共産党は正しいことを言っているが、実現できるのか、党が小さい、国も市も危機的な財政難だから市民負担も仕方がないのでは、などの意見がありました。

国も市も財政を理由に、福祉や教育の予算を削り、市民の負担を増やします。削られた予算や市民の負担は、どこに行くのでしょうか。これらの税金は、ムダな大型公共事業やムダな道路作り、官僚のムダ遣いに廻されます。結局、財政難の解決にはなっていません。

企業や団体からの献金を受け取らず、政党助成金も受け取らない、だから大企業にも国にも何でも言える。命がけで戦争に反対しきた党だから、軍事費を削れと言える。共産党の考えを聞いてください。「集い」は引き続き、開催していきます。



バブルがはじけて 観光地は?

(2008.05.16) 
バブルがはじけて 観光地は?

15、16日、行財政改革特別委員会(井原正太郎委員長・公明)の視察が行なわれました。観光地として有名な伊豆半島の伊東市と熱海市の財政再建の取り組みについて勉強に行きました。宿泊地は伊東市のビジネスホテルです。

両市とも、バブルまでは多くの観光客を迎えていました。またホテルや旅館などからの固定資産税も多く、財政的にも豊かでした。しかし、現在は観光客も半減し、税収の減少で、財政的に大変な事態を迎えています。
そんな中、大型公共事業を見直し、市職員の意識改革を行い、地場産業や公立病院の経営に力を入れながら、行財政改革を進めています。泉南市も大いに参考に出来ることもありました。

伊東市は、単純に予算の削減をしないようにしています。市民サービスを切り下げないように、検証を大事にしているそうです。
熱海市は、絶対に、財政難の負担を子どもたちに廻さないと市長は宣言し、財政再建の協力を市民に呼びかけています。

一方、泉南市は「市民にも厳しいことも言う」と開き直り、財政を破たんさせた責任も明らかにせず、市民に負担を押し付けています。
イオン道路(信達樽井線)などムダな大型公共事業の借金も、子どもたちも道路など利用するのだから、負担(借金を返すこと)して当然という態度です。

全国どこでも財政難という状況です。その原因のひとつに、国民の暮らしが大変になったことがあります。
国民が旅行に行ける経済的な余裕があれば、観光地も発展します。泉南市でも、貧困と格差の広がりは深刻な事態になり、りんくうタウンが埋まっても、税収も予想どおりに増えません。

経済の軸足を家計に置く、暮らしを応援する政治にかえなくては、国も地方自治体も財政難は解決しないでしょう。

写真は熱海駅前の温泉。足湯が楽しめました。



市政と後期高齢者医療制度を考える集い

(2008.05.14) 
市政と後期高齢者医療制度を考える集い

第3回「市政と後期高齢者医療制度を考える集い」を17日午後2時から中村老人集会所で、さらに18日(日)午後2時から楠台の集会所で第4回の「集い」を開催します。ご近所の方の参加をお待ちしています。

4月27日に下村で行なった第2回「集い」は、10名を超える方が参加してくれました。
農業問題について意見が出され、そこから食料問題や環境問題について、皆で考えました。農業にもっと力をいれるべきだいう意見が多く出されました。

市政について、公民館の使用料など公共料金の値上げは、地域の活動に影響が出るという意見がありました。高齢者への福祉政策は申請しないと出来ない方式でなく、誰でも簡単に活用できるようにして欲しい、という意見も出ました。ごみ収集の有料化で不法投棄が増えているという話もありました。

「集い」の参加者に自由に意見が言えるように改善していきます。集会所だけでなく、個人のお宅もお借りして「集い」を開催する予定です。ご近所で開催された時は、お気軽にご参加下さい。

写真は丸亀城で見つけた白鳥



映画「わが青春に悔いなし」と9条世界会議・関西

(2008.05.10) 
映画「わが青春に悔いなし」と9条世界会議・関西

原節子主演、黒澤明監督の「わが青春に悔いなし」(46年・東宝)がNHK衛生第2で放映されます。戦前から戦後にかけて自由を奪われた人々の苦悩と抵抗を、反戦運動弾圧の犠牲となった夫の遺志を受け継いで、新しい世界の建設を目指す一人の女性の人生を通じて描いたものです。

この映画のことを知ったのは、大学生のときでした。大学祭の実行委員をした時に、パンフレットに載せる「あいさつ」を学長にお願いしたら、「わが青春に悔いなし」という表題の文章をくれました。青春真っ盛りの時でしたから、この表題を見ただけでうれしくなりました。その文章で、これが黒澤映画の題名であることを初めて知りました。

「わが青春に悔いなし」というわけには、行きませんが、平和運動には、ずっと関わってきました。大学時代は平和行進で下関から広島まで歩き、原水爆禁止世界大会にも参加しました。議員になってからも、毎年、田尻町から泉南市内を歩く、平和行進に参加しています。

5月6日に9条世界会議・関西が舞洲アリーナでありました。泉南市からもバス1台借り切って参加しました。参加目標は5千人ですが、8千人集まり、大成功でした。今年の読売新聞や朝日新聞の世論調査では、改憲よりも「憲法を変える必要がない」という意見が多くなっています。全国で「九条の会」が出来ていることが、大きな力になっているようです。

しかし、国会では、自民党・公明党・民主党などが憲法を変えようとしています。まだまだ予断を許しません。これからは憲法を生かすためにがんばりましょう。今は、憲法がないがしろにされ、生活や暮らしを守ること、基本的人権を守ること、表現の自由などが守られていません。憲法の精神を生かすことが、大事です。

共産党は天皇制も含めて、憲法の精神が生きる社会を作ることが大事だと考えています。



議長選に「異議あり」

(2008.05.08) 
議長選に「異議あり」

南議長の議長職辞職のため、新しい議長を選ぶ臨時議会が開催されました。南さんから辞職に至る経過の説明もありません。また、議長をやめざるえないような特段の理由があったわけでもありません。

辞職しなければならない特段の理由がない限り、議長を支えるのが議会の責任です。議長を支えられなくなったと、議員の都合で議長を変えることを、市民は認めないでしょう。

議長の辞職願に「異議あり」と反対したのは、共産党だけでした。そのため、議長の辞職が決まりました。共産党の松本と、南さんと同じ緑風会の東さんとで選挙が行なわれ、東さんが議長に選ばれました。

南さんは「一身上の都合」のためという辞任届けを副議長に提出しただけで、今日、辞任のあいさつを行なうまで、辞職に至った経過を報告することもありませんでした。

それどころか代表者会議や議会運営委員会など大事な会議を欠席や退席し、今日の本会議もどんな理由か知りませんが、遅刻してきました。

副議長は、議長を支え補佐する役割があります。しかし、副議長は議長の辞任と新議長選出が以前から決まっていたかのように、慰留も行なっていません。南さんを議長に推した、緑風会や公明党なども、辞任は当然という態度です。

共産党は南さんが議長に立候補した時、対立候補を出して争いました。しかし、南さんが議長になった以上、任期を全うするのが、当然だと考えています。

写真は、5月1日のメーデーで共産党を代表して、祝電を披露しているところです



橋下知事と泉南市

(2008.05.02) 

午後から産業建設常任委員会が開催され、8日からはじまる臨時議会の議案の説明がありました。さらに、大阪府「財政再建プログラム試案」の泉南市の影響について、報告がありました。

この「府財政再建プログラム試案」に対し、市町村長から強い批判がでています。一方、知事は、目を赤くし、声をうわずらせて市町村長に「協力を」と訴えました。「知事の涙」は繰り返しテレビで放映されました。

市長に「府財政再建プログラム試案」への対応を質問しました。

「知事の改革については、否定するものではない。しかし、今年度予算も組んでいるなかで、年度途中からの変更は出来ない。補助金の削減の影響など検証できていない。福祉分野の縮減が多く、子どもが笑う大阪(知事の選挙公約)にならない。反対する」という趣旨の答弁がありました。

知事の苦労、市長の主張も理解できます。
しかし、知事も市長も財政難の原因である大型公共事業や同和行政は、聖域扱いです。また府民や市民より大企業を優先する姿勢です。

政治の軸足を府民において、暮らしを守る政策をとらないと、本当の行財政改革は出来ません。なんで、何の責任もない府民が、財政難の負担を押し付けらるのでしょうか。