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活動日誌
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任期途中に議長職おりる

(2008.04.28) 
任期途中に議長職おりる

緊急の代表者会議が開かれ、南議長の「議長辞職願い(議員の辞職でなく議長職をおりること)」の取り扱いについて協議を行いました。当事者の南議長は欠席され、森副議長から経過の報告がありました。

報告によると、副議長が視察で不在になっていた今月23日に、辞職願が提出される。辞職理由は、一身上の都合によるというもの。副議長は、議長が確固として意思をもって辞任を決意されたので、辞職の理由については聞いていないそうです。また副議長が、議長に任期を全うするように慰留をしたのか、報告はありませんでした。

議長は、昨年11月の役選議会で選出されました。議長の任期は申し合わせで1年となっています。この役選議会では、議長を選ぶため3回の話し合いでも決まらず、松本議員(共産党)と南議員(緑風会)が議長に立候補し、選挙の結果、南議員が当選されました。

代表者会議の中で、松本議員は「一身上の都合だけでは、判断できない。議長自身が辞職について説明すべき。議長が任期途中で辞職するのは、病気や新聞沙汰になった時ではないか。今回の辞任はそれに、あたらないのでは。任期を全うすべきである。また、既に、議長の辞職を前提とした日程が組まれていることも、おかしい」と発言しました。

他会派からは、「辞職願い」を認める意見がだされました。共産党以外の会派は、議長を選ぶ臨時議会の召集を市長に請求する見込みです。

写真は団扇(うちわ)つくりの様子、丸亀市は日本一の団扇の生産高です。



27日2時から下村老人集会所で「集い」を開きます

(2008.04.26) 
27日2時から下村老人集会所で「集い」を開きます

明日の日曜日、新家の下村老人集会所をお借りして午後2時から「市政と後期高齢者医療制度を考える集い」を行ないます。「一度、大森や共産党の考えを聞いてやろう」と思われ方は是非、ご参加下さい。

市政については
・市の財政状況
・ごみ問題
・アスベスト対策
・幼稚園の廃園問題
・悪臭問題
ついて15分ほどお話します。その後、質問やご要望をお聞きしながら、参加者のみなさんと懇談したいと思います。

国政の問題では
・後期高齢者医療制度
・農業問題
について、共産党の考え方や市の状況について15分ほどお話します。その後、質問やご要望をお聞きしながら、参加者のみなさんと懇談したいと思います。

市政や国政や国際問題、共産党に関わることも、遠慮なく質問やご要望をお聞かせ下さい。



10gのゴミ袋と無料のオシメ専用ゴミ袋を

(2008.04.24) 
10gのゴミ袋と無料のオシメ専用ゴミ袋を

ご夫婦2人と幼児1人の3人家族のお母さんから、指定ゴミ袋について「話を聞いて欲しい」と電話をもらいました。

このご家庭では、分別が進み、20gの指定ゴミ袋(1枚20円)でも大きすぎて、もっと小さなゴミ袋で充分だそうです。そのため、1週間に一度まとめて、20gの指定ゴミ袋を使うそうです。お子さんは、夜だけオシメをするそうです。

夏場に入ると、生ゴミを1週間分ためたくないので、10gのゴミ袋を作って欲しいとのことです。特に、これだけ物価が上がれば、10円の袋が欲しい気持ちは同じです。

泉南市は、0歳児については、申請すれば乳幼児1人につき、20gの指定ゴミ袋を1ヶ月に10枚無料で配布します。しかし、東京のある自治体では、オシメ専用の無料袋が公共施設に置いてあり、申請しなくても、必要な人は持って帰れるようにしているそうです。オシメをするのは、0歳児だけではありません。この要望も当然なことです。

我が家は、以前から生ゴミ処理機を使っています。そのため、きっちり分別すれば、可燃ゴミはほとんど出ません。不燃ゴミを除けば、使用済みのハナ紙と猫のトイレの砂ぐらいしか、捨てるものが無い時もありました。

ゴミ有料化や紙の分別、また有料化前にゴミを捨てたことなどで、多くの家庭でゴミの減量化が大変進んでいるそうです。一方、野焼き(家庭でゴミを燃やす)や不法投棄も少なくないようです。

引き続き、地球温暖化対策について市民に理解してもらい、ゴミの分別や減量化の協力を求めることが大事です。さらに、有料化については見直しや改善が必要です。

写真は丸亀市の「まちの駅」。旧家を改造して、市民の憩いの場を作っています。



視察で丸亀市と多度津町に

(2008.04.23) 
視察で丸亀市と多度津町に

22・23日に産業建設常任委員会で丸亀市の「まちの駅整備」と多度津町の「再生水の利用」について、先進地の視察に行きました。

丸亀市は香川県の海岸線側ほぼ中央部に位置し、人口は約11万人です。駅を中心に広がる商店街も、大型店の出店や閉店の影響を受け、疲弊しています。そのため市は、市街地の活性化のため商工会議所が中心になり空き店舗を利用し「まちの駅整備」を進めています。

また、市街地で「まるがめ婆娑羅(ばさら)まつり」を始め、多くの観光客を集めています。しかし、郊外に大型商業施設の進出があり、市街地の活性化は大変なようです。

多度津町は、丸亀市に隣接する古い町です。以前は大阪の天保山との間で定期航路もあったそうです。町では水不足解消のために、下水処理場の再生水の利用に取り組んでいます。この再生水を農業用水や河川への放流、水辺環境の再生のために利用しています。

四国山脈は温暖化のため、雪も降らなくなり、山の保水力も弱まっているそうです。そのため四国の水がめと言われる早明浦ダムなど貯水量も減り、慢性的な渇水が続いています。

町長はこの事業を計画した時、国に意義を理解させ補助金を得るため、苦労されたそうです。いまでも、再生水を上流に送水したり、水質管理のためにコストがかかり、財政的負担も大きいそうです。

泉南市でも「道の駅」的施設の開設、内陸部の活性化、環境問題に取り組んでいます。丸亀市では、以前は港で花火を行っていたそうですが、財政的な負担から花火をやめ、祭りを行うようにしたそうです。泉南市も同じ理由で花火は中止になりました。

大型商業施設の進出と内陸部の問題も同じです。全国で同じような問題が起こっています。そこには、国の画一的な、大型店優先の街づくりの押し付けが原因です。

各地方自治体の財政難も国の交付金減らしと、国優先で進めてきた大型開発が原因です。国の言いなりでなく、市民と共同で街づくりをすることの大事さを実感しました。

写真は、丸亀市役所まえの旧スーパーダイエーのビル。ダイエー撤退後は、パチンコ店などが入っている。



市政と後期高齢者医療制度を考える集い

(2008.04.20) 

先週の日曜日に続き、午後から「後期高齢者医療制度の撤回」と「ごみ収集有料化の見直しと改善」「コミバスの充実」を街頭から宣伝しました。今回は4・15ショック(4月15日は年金支給日で、後期高齢者医療制度の保険料がはじめて天引きされた日)のあとの宣伝となりました。

この間、高齢者を厄介者扱いする国の姿勢に怒りが広がっています。自民党からも見直しを求める声が上がっています。自民党の塩川正十郎元財務大臣は「後期高齢者は社会の別枠か」と怒っておられます(「塩爺のよく聞いてください」産経新聞4月17日付け朝刊)。

次の日曜日の4月27日は、新家の下村老人集会所で午後2時から「市政と後期高齢者医療制度を考える集い」を行ないます。

市政については・市の財政状況・ごみ問題・アスベスト対策・幼稚園の廃園問題・悪臭問題・農業問題について、お話します。後期高齢者医療制度だけでなく、国政や世界の動きなど、なんでもお聞き下さい。

要望やご意見は、引き続き実現するために全力を尽くします。みなさんのご参加をお待ちしています。



議会報告会

(2008.04.18) 

樽井公民館で共産党市会議員団の第1回(3月)定例議会報告会を行ないました。08年度の予算の特徴、「ゴミ収集有料化の凍結・見直し求める請願」の審議、各議員の質問について説明を行い、その後、参加者から質問や要望をお聞きしました。

共産党は議会報告会を、議会前と議会終了後に行なうようにしています。市内を順番に回っています。参加者から活発に質問が出されます。

後期高齢者医療制度は、「年金もええ加減やのに、年金から有無を言わさず天引きするのはひどい」「保険料の通知がない」「保険料の仮徴収額の仮はどういう意味や」などの質問が相次ぎました。

ゴミ有料化について、「あまりにもゴミ袋代が高すぎる」「プラごみの回収日を増やして欲しい」「違法投棄、不法投棄が心配」など改善や見直しを求める意見がありました。

イオン道路は、「予想以上に混雑がない」「イオン道路をやめないと市の財政はダメになるのでは」「今から、やめられるのか」などの質問が出ました。
その他、救急医療体制や議会運営などにも質問や要望が出されました。

08年度予算の特徴は
1、予算委員会は否決、本会議は逆転可決。共産党(成田・松本・大森・和気)と拓進クラブ(谷・真砂・木下)の反対、緑風会の1名(北出)が退席。委員会で否決されるほどひどい予算といえる。
2、イオン道路の建設・退職金の支払い・土地開発公社の健全化ために新たに借金を増やす。
3、後期高齢者医療制度やゴミ収集有料化など、市民に負担を押し付ける予算。

ゴミ有料化の凍結・見直し求める請願の審議について
1、ゴミ有料化の凍結・見直し求める請願が4500を超える署名が集まった
2、有料化しなくても、市民と市職員の努力で、ゴミの減量化が進んできた
3、市の財政難のため、異常に高いゴミ収集費用になっている
など議論されましたが、共産党以外の賛成はなく、請願は採択されませんでした。

大森の一般質問の報告
1、りんくうタウン・大型公共事業優先しても、税収は予想を下回り、市の財政や市民の生活は良くなっていない。
2、市立幼稚園の全廃計画の撤回を求める
3、コミバスの充実を求める
4、アスベスト対策の充実を求める
事など、報告しました。

敬称略



アスベスト弁護団会議

(2008.04.17) 
アスベスト弁護団会議

午後4時から夜9時前まで、アスベスト弁護団会議が大阪でありました。泉南のアスベスト被害者の国賠訴訟や三好石綿(現三菱マテリアル建材)のことも議題になるので、参加さしてもらいました。

先々週の日曜日も、1日かけて会議がありましたが、勉強会的なものでした。しかし、今日の会議は裁判への対応など、深い論議が続きました。弁護士の熱意には圧倒されます。被害者の立場で考えること、国を相手にきっちり勉強や研究をして論戦すること、たいへん勉強になります。

帰りはJRの人身事故のため遅くなりました。大阪にアスベストの会議に行って、JRの事故に遭遇したのは2回目です。JRが儲け優先で安全対策が不十分で不安です。また経済的な理由などによる自殺も増えていることも、心配です。

写真は4月3日に種川神社で撮りました。



市立泉佐野病院で懇談会

(2008.04.16) 
市立泉佐野病院で懇談会

りんくう総合医療センター・市立泉佐野病院の総長を交え懇談会が行われました。泉南地域の共産党の地方議員と宮本衆議院比例候補などが参加しました。

最初に宮本さんから「医療をめぐる状況は大変。医療現場で先生方や職員のがんばりで支えられている。共産党は、安心して住み続けられる地域医療をめざし、懇談をすすめている」とあいさつがありました。

各地で医師不足や医療予算の削減で住民の命が脅かされています。市立泉佐野病院でも「医師不足が一番の問題。医師の過重な働き方の改善が必要。特に女性が働きやすい環境を作ることが大事」と話されました。勤務医の激務についても具体的に話してもらいました。

次に、市立泉佐野病院の周産期医療センターの設立の経過について説明してもらいました。このセンターは、泉州地域で安心してお産ができ、危険が伴うお産にたいしても万全な体制で望めるようにしています。 採算などの問題もあるが、「石にかじりついても成功させたい。新しい命を守りたい」と語られました。

今日の医師不足には様々な要因がありますが、そのおおもとには、政府・与党の社会保障切り捨て政治があります。政府は「医療費適正化」の名で医師数を抑制しつづけ、日本を世界でも異常な医師不足の国にしてきました。

また、診療報酬の大幅削減、「行革」の名による国公立病院の統廃合など、国の財政負担と大企業の保険料負担を減らすために公的保険・公的医療を切り捨てる「構造改革」が、地域の「医療崩壊」を加速しています。



後期高齢者医療制度の撤回を・・街頭で宣伝

(2008.04.13) 

午前中、新家地域をまわり、農業問題や悪臭問題などお話を伺いました。
午後から、山の手地域で「後期高齢者医療制度の撤回を」訴える宣伝を行いました。

4月15日は年金の支給日ですが、年金が大幅に減らされます。後期高齢者医療制度の保険料が年金から天引きされるからです。大阪の保険料は、平均で1人につき年10万円、東京、神奈川に次いで高額です。

後期高齢者保険制度は、自民・公明が決めました。75歳以上の国民を、いまの国民健康保険や健康保険から追い出して、「後期高齢者だけの医療保険制度」に加入させます。高い保険料を、年金からの「天引き」そして無理やり徴収します。年金のない人や、年金額の低い人が保険料を滞納すると、保険証が取り上げられます。

その上、医療内容も差別され、高齢者をやっかい者扱いする血も涙もない仕打ちです。
例えば、75歳以上の方は健康診断の実施義務から外されます。外来に行って、いくつもの医療機関を受診させないように主治医を一人に決めさせられます。そして保険から出る医療費は、頭打ちにされます。入院したら「退院支援計画」というものを作って、病院からの追い出しを奨励します。

多くの高齢者の方々が、国が勝手に「後期高齢者」と区分されたことを怒っておられます。いったいどこに75歳で区切る根拠があるのでしょうか。国は「いずれ避けることのできない詩を迎える」ことが特徴だからと言います。これは「どうせ治療しても治らない、いずれ亡くなるのだから」とばかりに、医療費の節約のためにお年寄りを差別する思想がはっきり表れているのではないでしょうか。

つらい戦争を体験し、戦後の復興を支えてこられた方々に対し、これほど失礼な、親不孝な話はありません。

政府はこの制度を「長寿医療制度」とあわてて名前を変えましたが、差別的な内容は変わっていません。本当に長寿を喜ぶというのなら、「75歳になれば、医療費の心配はいりません」という制度を作ることが、政治の役割ではないでしょうか。反対世論はどんどん広がり、野党4党で廃止法案を提出しています。国民が力を合わせて、1日も早く撤回をさせましょう。

社会保障の充実を求めると、政府は「財源がたいへんだ」と言います。しかし、社会保障に優先的に税金を使うのが憲法の精神です。年間5兆円に上る軍事費や大企業への5兆円もの減税、大資本家への2兆円もの減税のばら撒きを見直せば、消費税に頼らなくとも福祉・医療の財源は生まれてきます。



心のポケットを一杯に

(2008.04.10) 
心のポケットを一杯に

新家幼稚園の入園式に参加しました。まだお父さんやお母さんのそばを離れられない子もいましたが、1年もすれば、みんな立派になるでしょう。来賓のあいさつで、「新家幼稚園で1年間すごすと、心のポケットが一杯になる。また、新しいポケットが必要になる。」と話しがありました。
子ども達にとって新家幼稚園がどれだけ楽しいのか良くわかります。こんな幼稚園を廃園にする計画には、賛成できません。
写真は、新家幼稚園です。市のHPから掲載。

入園式を終えて、岸和田で行われた日本共産党の「農業再生プラン」の学習会に参加。

 「農業再生プラン」は、穀物需給がひっ迫し輸出規制の国が増えるなか、食料自給率向上を国政上の最優先課題に位置付けるなど四つの提言を行っています。
農産物の価格保障を中心に、環境保全などを考慮して所得補償を上乗せする、また「食料主権」に立った輸入規制などについても説明がありました。

泉州の農家でも跡継ぎ不足が深刻です。未耕作農地や遊休地も増え、ゴミが捨てられたり環境面からも問題になっています。一方、サラリーマンや公務員を辞めて、新たに農業を行う人も増えていることなどの報告がありました。



イオン100店閉鎖に

(2008.04.08) 

朝刊各紙によると、イオンは10年ぶりの営業減益で、大規模店の出店について拡大路線を改めます。2010年度には傘下の「ジャスコ」「マイカル」など総合スーパー(GMS)600店舗のうち約100店を閉鎖します。イオンの株価も1年前より1千円以上安い1300円台に低迷。「これからは抜本的な改革」(岡田社長)でリストラに踏み込む一方、2ケタ成長が見込める中国などアジアへの出店に軸足を移します。

泉南には、和泉砂川駅前にライフがありましたが、近くの国道沿いにサティが出店するとライフは撤退。その後、りんくうタウンにイオンができるとサティが撤退。サティ撤退後、スーパーが来るまで不便でした。ライフの撤退で、人の流れも変わり商店街も影響を受けました。

イオンは100店減らすと簡単に言いますが、そこで買い物する人、働く人のことを考えているのでしょうか。自分たちの儲けだけで出店や閉店を繰り返し地域経済はメチャクチャになっています。特にイオンは「大黒柱に車がついている」と言われ、すぐに撤退するそうです。

イオンは日本国民がどうすれば豊かになり、日本の店で買い物をしてくれるか考えるべきです。イオンの従業員をパートやアルバイトにせず、正社員として雇用すること、地元商店と共存共栄できるようにすることが、求められています。



中学校の入学式

(2008.04.07) 

一丘中学校の入学式に出席しました。大阪では小学1・2年生は35人学級ですが、他は40人学級です。今年は159人が入学したので、4クラスになり1クラスの生徒数は39人か40人になります。もし、あと2人の新入生が増えていれば、1クラス増え5クラスになり1クラスの生徒数は32人か33人になります。この差は大きいです。

学力低下や先生の多忙化が問題になっています。先生が子どもと向き合う時間が減り、先生の健康悪化も起こっています。全国でも小人数学級が広がっています。大阪でも早く少人数学級を実現させましょう。

入学式の途中から雨が降ってきました。入学式をおこなう体育館は少し寒く、ベストを着てカイロを持って行ったのは正解でした。

式の最後に吹奏楽部の演奏がありました。吹奏楽部は昨年も全国大会に出場した実力があります。軽快で心踊るような演奏を聞かしてくれました。式の緊張感をほぐし、明るい気持ちになりました。



アスベスト問題の学習会

(2008.04.06) 
アスベスト問題の学習会

今日は朝から夕方までアスベスト問題の学習会に参加しました。06年に泉南アスベスト国家賠償請求訴訟を起こしました。なぜアスベスト被害が起こったのか。なぜ国はアスベストの危険性を国民に知らせなかったのか。国の責任を問う裁判です。

アスベストは鉱物でありながら、綿のように加工でき、燃えない、腐敗しないなどの特性をもち、魔法の鉱物といわれ自動車や船舶、建設産業などに欠かせないものです。しかし、その危険性は、1930年代から知られ、泉南地域でも戦前から、国はアスベスト被害を調査していました。

アスベスト産業は戦前、軍事産業として、戦後は経済復興のために国策として守られてきました。そのため欧米諸国のように規制することが出来ませんでした。経済発展の影が泉南地域のアスベストの被害です。

いま泉南地域にはアスベスト工場はありません。現在、泉南市でアスベスト被害が発生しているということはありません。しかし、アスベストは曝露(ばくろ)してから30から50年で発症します。その被害者が勇気をだして国を訴えています。

写真は昭和45年12月11日付け朝日新聞と昭和46年2月1日付け日本経済新聞、当時もアスベストの危険性が訴えられていたが、国は無視してきました。



指定ゴミ袋を置いてある店が少ない

(2008.04.05) 

ある障害者の方から「いつも利用している大型店には市の指定のゴミ袋は売っていない。指定ゴミ袋を置いてある小売店で買う場合、気をつかって必要のない商品も一緒に買わなくてはならない。郵便局や市役所や福祉センターでもゴミ袋を買えるようにして欲しい」と相談がありました。

ゴミは毎日のことです。指定ゴミ袋は誰でも簡単に購入で出来るようにしなければなりません。市はこのことを解決しないまま、有料化を見切り発車しました。

大阪府内でもゴミ収集を無料化している自治体が半数あります。有料化すると、ゴミ袋の作成から不法投棄対策まで、煩雑(はんざつ)な実務が増え、大変になるので無料化を守っています。誰でも簡単に指定ゴミ袋が手に入る体制をつくることは、煩雑な仕事です。しかし、これが出来ないのであれば、有料化はやめるべきです。



小学校の入学式

(2008.04.04) 

今日は天気もよく最高の入学式になりました。新家小学校は80数人の新入生をむかえ、A組B組C組の3クラスになります。全校児童の数は500人になるそうです。新家東小学校は30数人の新入生を迎え、2クラスになるそうです。

私は新家小学校の入学式に来賓として参加しました。来賓には、教育委員会、地元自治会、中学校、幼稚園、保育所、福祉団体の関係者などがおられます。式が始まるまで、校長室で待機します。その待ち時間に、橋下知事のことが話題になりました。

ある教育関係者は「知事は教育予算も削る。覚悟しなあかん」と話してくれました。私は「知事の公約は教育の充実だった。公約を実現させなくては」と答えましたが、みんな不安に思っています。

新入生に送る言葉は難しい。子どもたちに分かりやすく、飽きさせないように話をしなくてはなりません。私も新家小学校のPTAの会長をした時、苦労しました。今年のPTA会長は、うまく話をしていたので感心しました。「勉強好きな人、手をあげて」「動物の好きな人、手をあげて」と子どもに優しく語りかけていました。子どもたちも元気よく「ハーイ」と手を上げていました。



志位さんむかえ演説会

(2008.04.03) 
志位さんむかえ演説会

難波の府立体育会館で日本共産党の志位和夫委員長を迎えた演説会に泉南市からバスを出し参加しました。ロビーや第2会場も一杯になり9千人が集まりました。

志位さんはチベット問題と道路特定財源の問題にふれたあと、「ルールなき資本主義」と「アメリカいいなり、軍事優先政治」の異常さを告発。労働、社会保障、食料と農業、在日米軍、未来社会の問題など、75分間話しをしました。

4月から実施された後期高齢者医療制度について、「高齢者の怒りは負担増だけでない」と指摘。七十五歳以上の人を別枠の制度にし、保険のきく医療を制限するなど高齢者差別の実態を詳しく話しました。
 
例えば@通院では、主治医を一人に決め、保険から支出される医療費を定額制にする
A入院では、「退院支援計画」をつくって退院させた病院への報酬を増やし、病院からの追い出しを奨励する
B亡くなったときに支払われる「葬祭費」まで減らします。

志位さんは「七十五歳になったらみんなでお祝いし、医療費は無料にしましょうというのが当たり前の政治です。差別医療は撤回させるしかない」と訴えました。

食料と農業の問題については、経済誌でも「自給率39%の危機 日本が餓え死にする」(『週刊エコノミスト』四月一日号)という特集が組まれたことを紹介。地球温暖化や人口増にともなう食料需給の逼迫(ひっぱく)、「投機マネー」による穀物価格の高騰などで「カネさえあれば外国から買える」という考えは通用しなくなっていると述べました。

その上で自給率向上を正面から掲げた党の「農業再生プラン」を紹介し、農産物の価格保障と農家の所得補償、無制限な自由化ストップなどのプランの内容を紹介。これらが欧米では当たり前に実施されていると力説しました。
 
参加した人たちは「志位さんの話は分かりやすかった。迫力があった」と喜んでいました。帰りは、迷子にならないように、バスに乗るまで心配でしたが、無事10時前に泉南に着きました。



消費税と後期高齢者医療制度と道路特定財源

(2008.04.01) 
消費税と後期高齢者医療制度と道路特定財源

大増税反対泉南地域連絡会は、泉南・阪南・岬で消費税導入から20年になったが、福祉や医療がどんどん改悪され、国民生活が苦しくなっている、消費税などの増税に反対しようと呼びかけました。

泉南市では1時間ほどの宣伝・署名活動でしたが、70筆を越える署名が集まりました。
買い物帰りの男性は「今日からゴミも有料化になり、大変だ。がんばって」と激励の言葉をかけてくれました。

また、この日は後期高齢者医療制度がはじまり、道路特定財源と税率減税が期限切れとなりました。75歳以上のすべてのお年寄りから保険料を取り立て、受けられるサービスを制限する後期高齢者保険制度の撤回を訴えました。また特定財源・暫定税率の復活を許さず、ムダな道路つくりより、医療や福祉に税金をまわせと訴えました。

厚生労働省は後期高齢者医療制度の通称を「長寿医療制度」にすると発表しました。制度発足の日に、わざわざ通称を発表すること自体、制度の破綻を示すものです。
「早く死ねというのか」「医療制度を差別化する非常な制度だ」などの怒りや不安が広がるなかで、「身近で親しみやすい通称にする」狙いです。