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活動日誌
最新の活動日誌
活動日誌履歴
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自治会総会と報告会

(2008.03.30) 

朝から雨が降り、花冷えする日曜日でした。午前中は新家小学校の体育館で行なわれた八幡山自治会の総会に来賓として参加。午後から事務所で議会報告会を兼ねた小集会を行ないました。

八幡山は山の手の5百戸ある新興住宅です。住宅が建設されて35年が経ちますが、自治会を中心に、熱心に住環境の改善に取り組んでおられます。私たち市会議員も、住民集会に参加して、道路や下水施設の改善を市に要望してきました。
私は来賓あいさつで、さわやかバスの改善と新家駅前の交通渋滞解消に引き続き取り組んでいくとお話しました。

議会報告会は、市政や国政について20分間報告し、残り90分ほどで、質問に答えたり、どうしたら生活が良くなるのか、国や市の財政がよくなるのか、一緒に考えました。

「共産党はいいことを言うが、国会で議席が増えないのはなぜ」という質問もありました。共産党が増えたら困る人たちが存在すること、また共産党が力不足もあることも説明しました。

いま青年や保守系や無党派の人たちと共産党の考えが響きあうような結びつきができています。各種選挙で他党を圧倒するような成果が上がっています。日本だけでなく海外のマスコミでも共産党の活動が広く紹介されています。



粗大ゴミの受付大混雑、FAXもOKに

(2008.03.27) 

4月1日から、粗大ゴミの収集が可燃ゴミとともに有料になります。粗大ゴミを出す時、1枚500円の処理券を1枚か2枚貼り付けます。3辺の長さの合計が3メートル未満のものは処理券1枚、それ以上のものは処理券2枚になります。

有料化になる前に、粗大ゴミを出そうと申し込みの電話が殺到しています。「何度電話しても話し中になっている。どうなっているのか」という苦情が寄せられています。

市は、「電話4台、6人を配置で対応しているが、電話が400件ほどあり、混雑している。FAXを持っている人は、FAXを利用して欲しい。また市役所の減量推進課(市民生活環境部)に電話をしてもらうと受け付ける」としています。

粗大ゴミ収集のFAX電話申し込み
FAX 番号・483−5848。
住所、名前、粗大ゴミの種類や個数を記載して申し込むこと。
受け付け後、市から回収日、受付番号を記載してFAXで送り返します
土・日も利用可。24時間受け付け
(詳しくは市役所の減量推進課へ)



3月議会終わる

(2008.03.26) 

08年度一般会計予算は、予算委員会では否決されましたが、本会議では賛成多数で可決。この予算は泉南市の借金財政の原因であるイオン道路の建設費や退職金の支払いや土地開発公社の土地購入のための新たな借金も含まれています。
ゴミ収集有料化の凍結・見直しを求める請願は、26日までに4500筆をこえる署名が寄せられましたが、採択されませんでした。昨年3月議会で有料化に反対した拓進クラブは、今議会では請願に反対しました。
後期高齢者医療制度は国会では、民主党を含め4野党が反対しています(地方では自民党が反対しているところもある)が、泉南市では共産党だけの反対となりました。

主な議案に対する各会派の対応
08年度泉南市一般会計予算(共産党・拓進クラブのみ反対、北出議員は退席)
ゴミ収集費の有料化の凍結・見直しを求める請願(共産党のみ賛成)
後期高齢者医療制度にかかわる条例(共産党のみ反対)    

議員提出議案の結果
社会福祉施設などにおける人材確保の緊急措置と充実を求める意見書
・・共産党と拓進クラブのみの賛成で否決
米軍人による少女暴行事件に強く抗議し、再発防止を求める意見書
・・共産党のみ賛成で否決
派遣労働者の雇用と権利を守る意見書
・・共産党と拓進クラブのみの賛成で否決
同和行政の終結を求める決議
・・共産党のみ賛成で否決
バイオマス推進基本法(仮称)の制定を求める意見書
・・全会一致で可決
地デジ放送の受信対策の推進を求める意見書
・・共産党のみの反対で可決
中小企業底上げ対策の一層強化を求める意見書
・・・・全会一致で可決

「地デジ放送の受信対策の推進を求める意見書」に反対の理由
2001年7月、アナログ放送を打ちきった時点で、デジタル放送の電波が届かない世帯が30万から60万ある、という総務省の試算は、政府が進める地上デジタル化計画の破綻を自ら認めたものです。

山がちで放送局からの電波が届きにくく、全国に膨大な中継施設を持つ日本では、そのすべてをデジタル対応につくりかえなければならず、困難は当初から指摘されていたことでした。
 
山間部や離島を抱える地域のデジタル投資の負担は莫大で、地方局からは悲鳴があがっています。人減らしや制作費カットを余儀なくされています。

国民にとってテレビは必要な情報を得る手段です。それが奪われてしまうと、政府の責任で「テレビ難民」が生まれることになってしまいます。デジタル放送を「あまねく受信できる」体制が整わないのに、アナログ放送を一方的に打ちきるのはあまりにも無謀で、無責任です。国民の意見に耳を傾け、計画を見直すことが急務です。



高い学費

(2008.03.25) 
高い学費

23日、京都在住の大学時代の友人と梅田で会いました。和風喫茶で和菓子を食べながら、30分ほど、仕事や家族のことなど話しました。友人の息子は、関東の私立大学に現役で合格したが、仕送りや学費の支払いが大変だとこぼしていました。その大学は、今年から下宿生に月1万円の補助を行うそうで、奨学金とともに申請するそうです。

日本の大学ほど学費の高いところはありません。世界では奨学金を返さなくてもいい国がたくさんあります。しかし日本では奨学金も貰いにくいし、その返還も苦労します。日本の教育水準は高く、それが世界で経済第二位の国に発展させる原動力になりました。しかし、いま、その教育にも「格差と貧困」が持ち込まれています。

大学時代、国立大学が学費の値上げを決め、私の行っていた公立大学もそれに追随して値上げを決めました。学費の値上げは、次の新入生からですが、私たち現役の学生が「学費の値上げは教育を受ける権利を奪うもの」と自治会をあげて反対運動を起こし、値上げを1年遅らせました。

明日は3月議会の最終本会議です。
ゴミ有料化の凍結・見直しを求める請願(委員会では否決、共産党は賛成)
08年度泉南市一般会計予算(委員会では否決、共産党・拓進クラブ反対)
後期高齢者医療制度にかかわる条例(委員会では可決、共産党は反対)
などの議案が採決されます    

議員提出議案
・社会福祉施設などにおける人材確保の緊急措置と充実を求める意見書(案)
・米軍人による少女暴行事件に強く抗議し、再発防止を求める意見書(案)
・派遣労働者の雇用と権利を守る意見書(案)
・同和行政の終結を求める決議(案)
・バイオマス推進基本法(仮称)の制定を求める意見書(案)
・地デジ放送の受信対策の推進を求める意見書(案)
・中小企業底上げ対策の一層強化を求める意見書(案)
も採決されます。

傍聴よろしくお願いします。
写真はお初天神(梅田)の鳥居の写真です。こんな所にも戦争の傷跡が残っていました。



ゴミ収集有料化の凍結・見直し求める署名4千超える

(2008.03.23) 

4月から市の指定のゴミ袋(45gのゴミ袋1枚が45円10枚入り450円で販売、同じく20gのゴミ袋1枚が20円10枚入り200円で販売、粗大ゴミも500円のシールが必要)をつかって、ゴミを捨てなくてはなりません。

市民からは
・ゴミ袋が高すぎる。
税金の二重取り。
ゴミ有料化の動機は市の財政難によるもの。
貝塚市はゴミ袋1枚9円、岸和田市など一定量のゴミは無料で、規定より多くのゴミを出すと有料。

・違法投棄(指定ゴミ袋を使わずに、ゴミを捨てること)や不法投棄(山や川などにゴミを捨てること)の増加の心配がある。
市で決めているゴミ減量化推進委員なども組織できていない。
違法投棄や不法対策のために、4千万円の予算を組んでいる。

・有料化は一時的にはゴミを減らすが、リバウンドして長期的には減量化にならない例も少なくない。
有料化する前の年ゴミが多く出るため、有料化後はゴミが減る。

・有料化より徹底して分別を進めるべき。
泉南市では市と市民の協働で分別を進め、ゴミの減量化に成功してきた。

・市民が有料化に納得していない。
普通、ゴミ問題を話し合う審議会を作って、市民の意見をくみ上げていくが、泉南市は審議会も作っていない。
議会で有料化が決まったからと、一方的にすすめる。議会でも有料化に反対した議員は19人中7人あり、慎重に進めるべきである。

などの意見も多く、前回に引き続き署名も4千筆を超えました。
市や議会は有料化について根本的な見直しや凍結に努力すべきです。
26日の本会議まで署名を集めています。ご協力下さい。



市長と懇談

(2008.03.19) 
市長と懇談

日本共産党阪南地区の委員長と一緒に4月3日の「日本共産党大演説会」のご案内を向井市長に届けました。

また「志位共産党委員長と経済同友会終身幹事・品川正治さんとの対談」と「志位委員長の日雇い派遣についての国会質問」のパンフを渡しました。短時間でしたが、橋下知事のこと、道路特定財源、日銀総裁問題についても、ざっくばらんに話しました。

この演説会は志位和夫委員長や吉井英勝衆議院議員、宮本たけし衆議院比例代表予定候補がお話させていただきます。
○日時:2008年4月3日(木)、午後6時開場、7時開演
○会場:ナンバ府立体育館 
当日は泉南市から観光バスも出します。 ぜひご参加ください。



予算、委員会で否決に 

(2008.03.18) 
予算、委員会で否決に 

予算委員会の最終日、午前中で審議を終え、午後から市長への総括質問と採決が行われました。2008年度泉南市一般会計は賛成3(公明2、緑風1)、反対4(共産2、拓進クラブ2)退席1(緑風会)で否決になりました。
最終本会議(26日)の採決の結果で、逆転可決することもありますが、この結果は、この予算案が「市の危機的な財政状況を立て直すものでない」という判断を予算委員会がしたということです。

市長はこの委員会の結果を重くみて、財政再建の計画を見直す必要があります。ただ、本会議で可決すればいいというのでは、市長のリーダーシップが問われます。

泉南市はこれからイオン道路・農業公園・基幹農道の借金の返済がはじまります。その上、土地開発公社の土地の買い戻しと退職金の支払いのために借金をしなければなりません。国や大阪府からの交付金や補助金などの削減、税収の伸び悩みなど、明るい見通しはありません。

財政再建のためには「イオン道路と同和事業の中止」しかありません。これ以外のものは、ずべて中止、見直し、削減を行っています。市民負担の増も限界です。高額滞納者にきっちり納税させる以外、大幅な歳入増は見込めません。

午前中は新家小学校の卒業式に参加、59名の卒業生が巣立っていきました。
今朝、娘が一丘中学校に行きました。昨日、府立高校の後期試験も終わり、卒業生が集まって教室などの掃除や修理をするそうです。とても良いことだと感心しています。



卒園式と予算委員会3日目

(2008.03.17) 

新家幼稚園の卒園式に参加。家族、地域の人たち、先生たちの愛情に育まれた9人が卒園していきました。園長先生は「子どもたちは、すばらしい環境なかで、縦横無尽にしっかり根をはっています。これから若葉をつけていきます。小学校に行っても安心してください」と話してくれました。

6年前、この新家幼稚園の廃園計画が出たとき、子ども達の宝「新家幼稚園」を守ろうと、保護者と地域が力をあわせて廃園計画を白紙にしました。しかし、泉南市はまた、財政難を理由に全市立幼稚園9園を廃園にする計画です。

財政難を解決するには、不要・不急なイオン道路を中止すること、不公正な同和行政をやめること、高額滞納者への甘い姿勢を改めることが必要です。幼稚園のあり方は、保護者や地域の声を聞いて考えることで、市の都合で廃園にするというものではありません。

予算委員会も明日が最終日です。市長に対する総括質問が行われます。このままでは、泉南市の財政は立ち行かなくなります。市長や議員の考えを知る、絶好のチャンスです。ぜひ傍聴にお越しください。



年金相談

(2008.03.16) 

年金の「特別便」を受け取った人から、相談を受けました。最近、年金の相談が多くあります。泉南市に引っ越して来るまでにいた会社の保険が抜けている人、元船員で何人もの雇い主(船主)の保険が抜けている人、結婚や仕事が変わった時に年金が抜けた人、払った国民年金が漏れている人も少なくありません。貝塚の社会保険事務所に行っても何時間も待たされて、大変な思いをされています。

元船員さんは80歳をこえ、障害もあります。同じ船員仲間に比べて年金が少なく、以前からおかしいと思っていたそうです。しかし、社会保険事務所では調査に半年近くかかるといわれ、1日でも早く解決して欲しいと言ってました。

国民年金が記載されていない方は、過去の家計簿を持って交渉もしましたが、社会保険事務所や市役所に記録がなく、対応できないといわれ大変怒っておられます。

社会保険庁の発表によると、基礎年金番号に統合されていない約5千万件の「宙に浮いた」年金記録のうち約4割にあたる2千25万件が依然だれのものか分からない状況にあります。政府・与党はもっと情報も公開し、国民の立場にたって解決を図るべきです。



重税反対の集会と予算委員会

(2008.03.14) 
重税反対の集会と予算委員会

「消費税の社会保障税化反対、今こそ政治を変え、国民生活を守ろう」と泉佐野・泉南地域の重税反対統一行動が行われました。泉佐野(泉の森)で集会を開き、雨にも負けず日根野の税務署までパレードを行いました。私は簡単なあいさつだけして市役所にいきました。

貧困と格差が広がり、原油や食料品の値上げが国民の暮らしと営業を深刻にしています。自公政権は社会保障財源として消費税の大増税を計画しています。一方、大企業には減税です。こんな逆立ちした政治はありません。

泉南地域でも、売り上げが下がり、単価が引き下げられ、経済的な理由で自ら命を絶った業者もでています。この方は「消費税の負担が大変」と嘆いていたそうです。国民の力で庶民いじめの政治を変えましょう。

予算委員会は2日目。歳入と歳出の議会費、民生費、衛生費、農林水産費、商工費、土木費まで終わりました。
3日目(17日)から、消防費、教育費、公債費、特別会計などの審議が行われます。活発な議論が行われています。傍聴にお越しください。



予算委員会と卒業式

(2008.03.13) 
予算委員会と卒業式

今日から08年度泉南市予算案の審議が始まりました。20人の全議員が2つに別れ、予算と決算を交互に審議します。私は06年度決算委員だったので、今回の予算委員会のメンバーから外れます。泉南市の財政は危機的な状況にあり、各委員は今後の市政運営に厳しい質問を行っています。傍聴はだれでもできます。

午前中は一丘中学校の卒業式(33期)に出席。校長は「命の尊さ」について話され、「夢を持ち続け、未来に大きく羽ばたいて下さい」と卒業生を激励しました。卒業生は「別れの言葉」で各クラスの活動をまとめていました。最後に「思い出の歌・一丘中の宝(33期生Version)作詞2007年度答辞作成委員会」を歌ってくれました。とてもすばらしい歌詞でした。3番の一部を紹介さしてもらいます。

先生と学んだ この3年間は
かけがえのない 贈り物(中略)
そして何より 何より感謝する
15年間 育ててくれた
父と母との やさしさを
これからの新しいそれぞれの一歩を
しっかりと自分の足で歩んで行くさ
それが僕たちの思い
それが私たちの未来
それが一丘中の宝



新家駅前の交通渋滞解消について質問

(2008.03.12) 

産業建設常任委員会で「市道の認定について」「童子畑地区ほ場整備事業について」「下水道事業会計について」3つの議案が審議され、全委員が賛成しました。

・市道の認定に関わり市道砂川樫井線の予定について質問。
市は財政難のため21年度から砂川樫井線の整備を一丘団地までで休止を検討しなければならない状況です。砂川樫井線は和泉砂川駅から一丘団地を経由して、樫井(泉佐野市)に至る道路です。砂川方面行きの車が第2阪和国道から新家駅前を通過せずに抜ける計画です。市は砂川樫井線が開通すれば新家駅前の渋滞は解消するとしていました。

一方、財政難の原因である信達樽井線(イオン道路)は、予想したほど混雑がなくても引き続き整備を進める予定です。「砂川樫井線と信達樽井線(イオン道路)どっちが必要か、市民の意見を聞くべきだ」と質問しました。市は、新家駅前の交通渋滞の以前に比べて解消しているなどと答弁しました。

また「新家駅前の踏切の道路幅の拡幅」や「踏切を遮断時間が短いものに代える」など府やJRに要望を行うように求めました。

・童子畑地区ほ場整備事業は大阪府の予算で進められる予定だが、橋下大阪知事が予算をカットした場合どうするのか、質問しました。市はこの予算がカットされる可能性はほとんどない、と回答しました。



後期高齢者医療制度とゴミ有料化を議論

(2008.03.11) 

厚生消防常任委員会で「後期高齢者医療制度の実施に関する条例」と「ゴミ有料化の見直し・凍結を求める請願」の審議が行われました。後期高齢者医療制度は共産党だけの反対で可決、「ゴミ有料化の見直し・凍結を求める請願」は共産党だけの賛成で不採択となりました。26日の最終本会議で引き続き採決されます。

4月から実施予定の「後期高齢者医療制度」について、見直しや中止・撤回を求める声が全国各地に広がっています。地域の高齢者から「はよ死ねいうんか」「死ぬんやったら74歳までやな」「戦前・戦中・戦後、頑張ってきたのに、この年になってこんな仕打ちをうけるとは思わなかった」「年寄りこそ大事にするのが政治とちがうんか」「こんなこといつ、誰が決めたんや」などの声があがり、いままさに高齢者の怒りが湧き上がっています。

中央社保協調べでは、3月6日現在、「中止・撤回」を求める署名は350万筆を超え、抜本見直しや制度の中止・撤回を求める国への地方議会意見書採択は、13府県議会をはじめ525議会、全地方議会の3割近くにのぼっています。制度の導入が近づいて内容が国民に知られるに伴い、中止・撤回、廃止を求める声が飛躍的に強まっています。
 
後期高齢者医療制度は、75歳という年齢で、国保や健保から追い出され、保険料は年金から天引きされ、収入の無い人からも徴収する強権的な性格を持ち、払えなければ保険加入の資格も奪うという過酷な制度です。所得が低く病気が多い「ハイリスク」な高齢者だけを集め、他の医療保険から切り離すことで、今後医療費が上がれば、保険料の値上げか医療水準(診療報酬)の引き下げかの二者択一を迫る制度であり、現在の「うば捨て制度」です。
 
このような中、2月28日には野党4党共同で「後期高齢者医療制度廃止法案」が衆議院に提出されました。



借金して払う退職金

(2008.03.10) 

企業でも自治体でも、退職金は基金に積み立てます。しかし泉南市は退職金の積み立てもせずにいました。積み立てるべき税金は、ムダな大型公共事業や不公正な同和行政につかわれてきました。いままで、なんとか退職金を捻出していましたが、今年度はとうとう借金をして、支払うことになりました。

市は泉州地域の景気が思ったほど回復せず、市民税が予想通り増えず1億1千万円が減額になったこと、また国からの交付税が予想より2億円少なかったため、退職金の市債(借金)を発行することになったと説明しています。

この退職金の市債を含んだ補正予算が、今日の総務文教常任委員会で審議され採決されました。賛成3(公明2、緑風会1)反対3(共産2、拓進クラブ1)で同数になり、堀口委員長(緑風会)の判断で可決されました。

共産党は、この補正予算に借金財政の原因となった信達樽井線(イオン道路)予算が含まれているなどの理由で反対しました。



明日2時から質問します。傍聴に来てください

(2008.03.04) 

明日2時から、一般質問を行います。質問は以下のような内容です。傍聴は自由にできます。

泉南市は不要不急な大型公共事業のために借金を重ね、借金の返済のために市民生活に関わる予算が削減されています。これらの事業について、財政状況や優先順位からその是非を判断し、場合によっては見直し、さらに事業を進めた責任を明らかにすることが必要です。市の見解をお聞かせください。

泉南市立幼稚園すべてを廃園にする計画が昨年「就学前保育教育のあり方検討委員会」で決まりました。02年には、市立幼稚園の統廃合計画が保護者や市民の反対で白紙撤回されました。「子どもたちや地域の宝である幼稚園の存続」は市民の総意です。市は廃園計画を撤回すべきです。見解をお聞かせ下さい。

国保税が高すぎて払えない実態があります。国保税の滞納者の増加は国保会計を圧迫します。医療費の負担増による受診抑制は、治る病気をひどくし、診療費の負担増の原因になっています。一般会計から繰り入れもし、国保料を引き下げるべきです。市の見解をお聞かせ下さい。

4月1日から、さわやかバス(コミバス)の時刻表が改定になり「新家方面回り」の3時間30分の空白が解消し、「山方面回り」の夕方の増便(6便に他は5便のまま)が実現します。しかし、最も利用者の多い「新家方面回り」の増便はありません。時刻表の改正では不十分、やっぱり増車が必要ではないでしょうか。見解をお聞かせ下さい。

アスベスト被害者対策について、市として健康管理手帳の交付を手助けする体制を整えること、国・アスベスト関連企業に被害者救済の責任をはたさせること、が必要です。市の見解をお聞かせください。

新家地域の住民は、長年、悪臭に苦しんできました。大きく改善はしましたが、ひどい牧場臭が残っています。市に早急な対応が求めます。



議事録がHPで公開に

(2008.03.03) 

議会の議事録が、泉南市議会のホームページで公開されました。多くの自治体で行われていますが、やっと泉南市でも実現しました。

検索も出来ます。平成19年、18年、17年分しか公開されていませんが、順次過去の分も公開されます。

議員名で検索できます。また、ゴミ有料化、不法投棄、違法ごみ、教育問題審議会、幼稚園、アスベスト、悪臭など項目でも検索できます。ここからリンクして泉南市議会をクリックしてください。