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ゴミ問題シンポ

(2007.10.24) 
ゴミ問題シンポ

20日、ゴミの有料化問題を考えるシンポジュームが樽井公民館で行われた。昨年から有料化が行われた泉佐野市の現状や、泉南市と同じごみ焼却施設を使っている阪南市での現状が報告された。

泉佐野市では、50リットルの市指定のゴミ袋(1枚50円)を使用しないと収集されません。有料化でゴミは減少しているが、やはり違法投棄や不法投棄も増えているそうです。
減ったゴミがどこに行ったのか、監視する必要があります。泉佐野市の「新日本婦人の会」は、ゴミを減らすために分別やゴミの資源化の勉強や実践を行っているそうです。

【新しい署名ができました】
これから、「ゴミ有料化の凍結・見直しを求める」署名を集めることが提案されました。皆さんのご協力をお願いします。

ゴミ収集の有料化の凍結・見直しを求める請願書

07年の3月議会でゴミ(市が直接収集する可燃ゴミと粗大ゴミ)の有料化条例が可決されました。有料化で市民の負担は年間1億7千万円、このうち6千万円はムダな公共事業優先で作った借金の穴埋めに廻されます。

泉南市は大阪府下で最も、高額な有料化になっています。また可燃ゴミと粗大ゴミの両方を有料化しているのは、府下33市中9市だけです。有料化している市でも、多くが定量制(一定量を越えるゴミだけを有料)にしています。

市民からは「収入が減り、さらに住民税の増税や医療・介護保険料や各種公共料金の値上げでたいへん。ゴミの有料化でさらに生活が苦しくなる。有料化は止めてほしい」などの声があがっています。いま、必要なことは、有料化でなく、市と市民が協力してゴミの徹底した分別で減量化に取り組むことです。そのため次のことを要望します。


一、2008年4月からのゴミ有料化は凍結・見直すこと
一、ゴミの減量化は、有料化でなく市民の共同で徹底した分別を進めること
泉南市議会    議長様
取り扱い団体(         )



小学校区の再編成案

(2007.10.23) 

17日、議員全員協議会が開かれ小学校区の編成案の報告がありました。
樽井小や信達小の児童増、また東小や鳴滝第一小・鳴滝第二小などの児童減にともない、校区を再編して「学校規模(児童数やクラスの数)を適正化」するものです。

【樽井小は校区の変更なし】
昨年、児童数が増えマンモス化した樽井小の校区を鳴滝第一小・鳴滝第二小・雄信小・樽井小の4つに分割する案が提案されました。樽井小学校の児童を、児童数の少ない近隣の小学校に廻すというもので、住民や保護者から強い反対の声が上がっていました。

児童の増減予測を行なった結果、樽井小は「これから児童が減る」ことが明らかになりました。そのため、樽井小の校区分割案はなくなりました。

【鳴滝第一小・鳴滝第二小は統合】
一方、児童の減少が予測される鳴滝第一小・鳴滝第二小は統合する計画です。これは昨年の編成案にはありませんでした。

信達小は、将来も児童の増加が予測されるため校区の再編成案が示されました。
東小は特区として校区外からの児童も受け入れます。

【自由な議論を、納得と合意で解決を】
教育委員会は昨年、校区再編に反対する意見に「部落差別があった」と決め付け、「市民を差別者扱い」しています。
さらに、同和研修や教職員による保護者の思想を調査させる訪問活動を行っていました。

差別を口実に、自由な意見の表明を萎縮させることは、問題の解決の障害になるだけです。

今回の再編案は、昨年の案とは全く違います。今回は、科学的な児童数の予測をもとに作られたそうです。
昨年の案はどれだけ非科学的なものだったのでしょうか。



市長「石綿被害の早期の解決を」

(2007.10.16) 

石綿被害者の市民の会は、11日泉南市長にアスベスト被害の救済を求め申し入れを行いました。市長は被害の状況を聞き、国や府への要望を行うことなど、市の取り組みについて説明を行ったそうです。

この様子は当日のNHKのお昼のニュースで放送されました。その中で市長は、三菱マテリアル建材(元三好石綿)の被害者対策についてインタビューを受け「被害者が高齢化し、早急の解決が大事」と語られました。

翌日、新家公民館で「三好石綿の請求人団と弁護団との合同会議」が行われました。被害者は市長のインタビューについて、大変喜んでいました。請求人団は、自分たちの救済とともに、検診体制や医療体制の充実、これから発症する被害者への救済について相談しました。



家庭ゴミは減少! なぜ、有料化か

(2007.10.15) 

【ゴミ袋の予算に反対・・共産党】
9月議会の補正予算にゴミ有料化にかかわってゴミ袋を作成する予算が計上されました。共産党はゴミ有料化に反対の立場から補正予算にも反対。
ゴミの有料化に反対していた拓進クラブは補正予算に賛成、共産党だけが反対を貫きました。

【家庭ゴミは分別で減少・・しかし有料化】
市は、家庭ゴミの収集費を有料化してゴミの量を減らすとしています。しかし、家庭ゴミは、この5年間で減少しています。いままで市民が取り組んできた分別によって、家庭ゴミは減少しています。減量化のために有料化するという理由は成り立ちません。

ゴミの減量化は、市民と共同して徹底した分別を進めることが、もっとも効果があります。

【事業系ゴミは増加・・しかし料金は泉佐野市の半分】
事業系ゴミはこの5年間増えていますが、しかし、これを減らす対策はとられていません。事業系ゴミの処理費は泉佐野市の半額です(泉南市は1キログラム当たり10円、泉佐野市は1キログラム当たり20円)。さらに事業系ゴミについては分別の明確な決まりもありません。

家庭ゴミの有料化は泉佐野市と同じく1Lあたり1円で府下で最も高額。

【事業系ゴミの値上げを計画】
9月議会で、「減少している家庭ゴミを有料化し、増加している業者ゴミを減らす対策は何もないのは、矛盾」と追及。
市は「減少している家庭ゴミを、なぜ有料化するのか」答えないまま「事業系のゴミの値上げが計画されている」と答弁しました。



忠岡でゴミ有料化案、否決

(2007.10.06) 

忠岡町の9月議会で来年4月から実施予定の「ゴミ有料化」条例が全会一致で否決されました。忠岡町は岸和田市と隣接する小さな町です。有料化の内容は、50リットルの町指定のゴミ袋を50円で販売するなど、泉南市と同じような内容です。

地球環境を守るためにも、ゴミの減量化や資源化が大事です。しかし、その方法は有料化でなく、市民の協力を得て、分別を進めることでは、ないでしょうか。

明るい泉南市をつくる会では、引き続き「ゴミの有料化の凍結・見直しを求める」署名活動を進めます。
3月には4000筆を超える有料化反対の署名が集まりました。今度はそれ以上の運動を作りたいと思います。ご協力をお願いします。



駅頭で高校統廃合反対署名集め

(2007.10.06) 
駅頭で高校統廃合反対署名集め

4日新家の駅まで「砂川高校・泉南高校統廃合案 白紙撤回要請書」の署名を集めました。「砂川高校・泉南高校を守る会」のみなさんと一緒に夕刻の1時間余り宣伝と署名活動を行いました。

家庭教師のバイトをしている大学生が署名をしてくれました。「教えている子が、泉南高校の入学を希望しているが、この統廃合問題で泉南高校に行こうか悩んでいる」といって署名してくれました。

また子どもが砂川高校の卒業生というお母さんも何人か署名してくれました。JR沿線には、通学しやすく、新家からは自転車で通えるため、卒業生も多いでしょう。

中卒者は減らないに、どうして学校を減らすのか。なぜ砂川高校と泉南高校をつぶすのか。納得できない。



石綿訴訟と三菱へ要請行動

(2007.10.04) 
石綿訴訟と三菱へ要請行動

泉南市アスベスト(石綿)国家賠償請求人団訴訟の第7回口頭弁論が3日11時から大阪地方裁判所でありました。原告や旧三好石綿(三菱マテリアル建材)の被害者や市民の会のメンバー19人と一緒に傍聴に行きました。

裁判のあと中ノ島公会堂で裁判の報告集会を開きました。中ノ島公会堂名物のオムライスを食べ、休む暇もなく、三菱マテリアル建材やその親会社の三菱マテリアルとの交渉に行きました。この様子はHNKで取材され、ニュースで放映されました。

【零細企業の実態を証言】
口頭弁論では、泉南市内の零細工場で働き、石綿肺に苦しむ女性が意見陳述を行いました。
石綿の危険性を知らないまま働き、健康診断の時、咳や痰が多いことを伝えても、異常なしと言われたそうです。
しかし、息苦しさが続き、とうとう工場で倒れ、病院に担ぎ込まれました。肺の専門医から、石綿工場を辞めるようにいわれ退職しました。

「いつまで生きていられるか不安、生きているうちに判決を」と述べていました。椅子に座って5分ぐらいの陳述でしたが、肩で息をしながら、最後は声を絞りだすように話していました。

【三菱との交渉】
三菱マテリアル建材に、被害者への救済や健康診断の体制について、要望を行いました。また、東京本社が交渉の窓口のため、大変不便であるので、改善を求めました。三菱側は必要に応じて、東京から泉南市に来て、相談を行うこと約束しました。

三菱との交渉を終え、泉南市に戻ってきたら6時前でした大変、ハードな1日でした。酸素ボンベを引きながら参加する人もいましたが、意義ある1日でした。
クボタなどのアスベスト問題に取り組んでいる人たちや、若手の弁護士、研究者、マスコミ関係者なども参加し、被害者が励まされた1日でもありました。

写真は報告集会で写されたビデオ、石綿工場の様子が写されました。



朝日に泉南アスベストの記事

(2007.10.01) 

「迷走する三菱側 神妙に謝罪・時に声荒らげ 元従業員らと交渉本格化」という見出しで10月1日の朝日新聞朝刊(大阪版)に、「泉南アスベスト補償」の記事が掲載されました。
これは8月29日に新家公民館で行なわれた、三菱マテリアル建材(旧三好石綿)と被害者(元従業員やその遺族、三好石綿工場周辺に居住し被害にあった人)の交渉を報道したもの。私も参加し、そのときの様子はこのホームページでも紹介しました。
今日も弁護団会議あり、三菱との交渉が議論されました。

三菱は日本を代表する大企業です。この三菱で、従業員の安全対策を充分に行なわず、従業員や周辺住民を苦しめています。

アスベストは過去の問題でありません。アスベストの健康被害は平均40年後にでます。肺がやられるので、大変な苦しみです。そんな被害者を早く、もれなく救済・補償すことが求められています

三菱の名に恥じない企業倫理を示して欲しい。