参議院選挙の結果

(2007.07.30) 

【ご支援に応えて公約実現にがんばります】
29日に投・開票が行われた参議院選挙で、日本共産党は比例代表選挙で３議席を獲得しました。これは、1議席減の結果ですが、得票数では、前回および前々回の得票を上回る４４０万票（７・４８％）という地歩を維持することができませんでした。
民主党以外で票を増やしたのは、共産党だけでした。

選挙区では、議席を獲得することはできませんでしたが、東京、大阪、京都などで得票を増やしました。

わたしたち、日本共産党は、この選挙で掲げた公約を実現するため、あらゆる分野で力をつくします。

開票結果（泉南市開票分）
大阪府選出
白浜一良　（公明）　５７４４票
白石純子　（国新）　１０６４票
梅村さとし（民主）　９０１１票
宮本たけし（共産）　３２２０票
服部良一　（社民）　　７４２票
谷川秀善　（自民）　５５４５票
上田たけし（無）　　　３１７票
林省之助　（無）　　　２２０票
大谷義夫　（無）　　　２２３票

比例代表
維新政党・新風　　　　　６０票
社会民主党　　　　　　８２１票
公明党　　　　　　　４８０５票
９条ネット　　　　　　３３３票
共生新党　　　　　　　　５２票
日本共産党　　　　　２４４６票
国民新党　　　　　　　５１６票
自由民主党　　　　　６７１４票
民主党　　　　　　　９０９９票
新党日本　　　　　　　７３９票
女性党　　　　　　　　３３９票

三菱マ建材から回答

(2007.07.22) 

【労災と新法の認定者のみ補償・・誠意ない回答に抗議】
アスベスト健康被害者への補償を求める三好石綿請求人団に対し、7月20日、三菱マテリアル建材（旧三好石綿）から回答がありました。回答書では「今回の補償については労災（又は石綿新法）認定された場合に補償」するとしています。

これに対し、21日に請求人団会議を開き、
1、石綿肺や胸膜プラークなどの被害者は救済されない。
２、三好石綿の工場周辺住民は、救済の対象にならない。
３、労災と新法の認定者への補償は当然で、それだけでは社会的な責任を果たしていない。

など問題があり「回答書は到底、受け入れられない。ただちに抗議書を送付する」ことを確認しました。

【三菱マ建材は調査結果の報告もしない】
三菱マ建材は、旧三好石綿が泉南市新家で操業していた当時の被害の実態を調査し、「誠実に対応する」としていました。
また、新家公民館で被害者との話し合いで三菱マ建材は「想像以上に、劣悪な状況にあることが分かった」と答えています。

しかし、この回答書には、調査の報告や被害への見解も示されていません。余りにも不誠実な対応です。

中越沖地震、2万6千円募金集まる

(2007.07.19) 

新家駅前、土生スーパー前で晩6時から約1時間、共産党泉南市東支部は、新潟県中越沖地震の募金を集めました。参加者は6人でした。どれぐらい募金が集まるが心配でした。

しかし「他人事と思えない」と言って3000円募金してくれた人、何も言わず1万円を募金箱に入れてくれたサラリーマン風の男性もいました。外国人も募金してくれました。合計で2万6千354円集まりました。

参加した人は、「みんな生活も大変なのに気持ちよく募金してくれた。とても嬉しい」と話していました。ご協力ありがとうございました。

増税反対署名・宣伝

(2007.07.17) 

16日スーパー　ラ・ムーンの近くで庶民増税反対の宣伝署名を行ないました。大増税反対泉南地域連絡会は毎月15日前後に宣伝と署名を行なっています。泉南市だけでなく、阪南市や岬町でも同時に行ないました。
泉南市では、共産党の市会議員を含め9人が参加。1時間で100筆に近い署名が集まりました。とくに多くの青年が署名してくれました。

【「選挙が終われば消費税増税」は許さない】
自民党・公明党の政府与党は、国民の批判を恐れて、参議院の選挙中は「消費税増税はやり過ごし」、選挙が終われば「数の暴力（強行採決）」で増税を進める計画です。この様な増税勢力に、国民の反対の声を届けようと訴えました。

【どの党が、庶民増税に反対しているのか】
昨年から、定率減税が廃止され、住民税が大幅にあがりました。泉南市で役所に問い合わせや苦情の電話が殺到しました。定率減税の廃止は公明党が言い出しました。
公明党は定率減税を廃止した分を、年金の財源に回し「年金100年安心」だと、公約しました。しかし、定率減税の廃止は、大企業の減税分にあてる財源つくりが目的です。

【空前の利益を上げている大企業に、ふさわしい負担を】
いま大企業だけは、史上最高の利益を上げています。この様な企業から、それなりの負担を求めるべきです。
企業から献金をもらっている政党は、負担を求めることが、出来ません。企業や団体から、献金を受け取らず、政党助成金も受けとらない、確かな野党は共産党だけです。

網の目平和行進

(2007.07.05) 

7月1日、岬・阪南・泉南・田尻「網の目平和行進」がありました。田尻町役場から泉南市役所まで2時間、行進しながら「平和の大切さ・命の尊さ」を訴えました。

アメリカなど核保有国の問題、北朝鮮の核開発の問題、イラクからの自衛隊の撤退などを訴えました。阪南市役所を出発したコースも泉南市役所で合流。泉南市長、阪南市長、田尻町長からメッセージをもらいました。

【選挙に配慮、暴言に反省なし】
一方、6月30日久間防衛相が広島、長崎への原爆投下を「しょうがない」と発言。被爆者をはじめ各界から「被爆国の閣僚とは思えない」など怒りと抗議の声が上がりました。

2日には日本共産党は、久間氏の罷免と国会の場で責任を明らかにすることを求めました。
　安倍首相は当初、「発言は米国の考え方を紹介したもの」などと久間氏をかばい、2日に会談した際にも厳重注意にとどめ罷免には応じない姿勢を示してきました。

3日、「不用意な発言が安倍首相の改革姿勢のマイナスにならないように身を引く」などとして、「選挙への配慮」を理由に久間防衛相は辞任する考えを表明。
同日、首相官邸を訪ね辞意を伝え、安倍晋三首相も了承しました。後任は小池百合子首相補佐官。

日本共産党は「辞任は当然だが、かばい続けた首相の責任は極めて重い」とのべ、首相の任命責任を指摘しました。
　久間氏は辞意表明の会見で、「しょうがないという言葉を原爆投下と結びつけて解釈された不用意な発言だった」と弁明。被爆者には「大変申し訳なかった」としましたが発言内容への反省は示しませんでした。
　
安倍内閣の閣僚辞任は、政治団体の事務所費を架空計上した疑いで辞任した佐田玄一郎行革相以来。首相が任命した人事での交代はほかに、本間正明政府税調会長、5月に自殺した松岡利勝農水相があり、首相の任命責任が問われます

公立幼稚園を守り充実を

(2007.07.03) 

6月26，27，28日、新家幼稚園と新家南幼稚園前で「日本共産党は公立幼稚園を守り充実します」とビラを配りました。

【泉南市では】
財政難を理由に公立幼稚園の統廃合を進める計画です。4年前にも、新家幼稚園を廃園にし、新家南幼稚園と統合、更に新家南幼稚園も廃園し、一丘幼稚園に統合する統合する計画がありました。しかし保護者や地域の皆さんが「新家幼稚園は子どもたちの宝物―新家幼稚園の存続を求める署名」4000筆集め、この統廃合計画を撤回させました。

【いま、大切な公立幼稚園の役割】
公立幼稚園は、就学前教育の機会均等を保障する大事な施設です。小学校や児童相談所と連携し、私立幼稚園や保育所とも力をあわせて、地域の幼い子どもたちを守る子育てセンターとしての役割も大きくなっています。
ところが、自民・公明・民主の各党は公立幼稚園の縮小・統廃合に賛成しています。日本共産党は公立幼稚園の充実にがんばります。

【前参議院議員、宮本たけしの「幼稚園プラン」】
１、公立・私立とも3年保育をすすめます。
２、「預かり保育」は子ども発達が保障できるように条件を整え、内容を充実します。
３、ゆきとどいた保育、少人数学級を実現します。
４、幼稚園への助成をふやします。

国政や市政の政策を訴えるため、街頭に出てがんばってます（写真）。