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活動日誌
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シルバー人材センタの総会に参加して

(2006.05.30) 

5月27日泉南市シルバー人材センターの第19回通常総会が開催されました。

シルバー人材センターは、高齢者が組織的に働くことを通じて、追加的収入を得るとともに、健康を保持し、生きがいを持ち、地域社会に貢献するという「自主・自立、共働・共助」の理念を基本としています。

シルバー人材センターは、定年退職等で職業生活から引退過程にあるか又は引退後の、健康で働く意欲と能力がある原則60歳以上の高齢者で、シルバー人材センターの趣旨に賛同する方であれば誰でも会員として参加できる、地域に開かれた組織です。(シルバー人材センターのHPより)

高齢化社会になり、ますますシルバー人材センターの役割は大事になるでしょう。高齢者も生きがいを持って働けることでしょう。泉南市人材センターは当初予算より多い契約を結ぶことが出来たそうです。

ただ、高齢者の働く意欲が、低賃金で安い労働力として利用され、現役世代の仕事と競合してはなりません。高齢者の皆さんには、地域の安全対策、地位の伝統や文化の継承にも取り組んでいただいています。

29日の早朝、駅で「議会団ニュース」配布していたら、シルバーで働いている方から「ビラ配り、がんばっているなぁ」と声をかけられました。「おじさんこそ、がんばっている」と答えると「仕事もしないで家にいると、いらん事考えるから、シルバーで働いているほうがいい」と話されました。

私の日本共産党泉南市会議員団と書かれたタスキを見て「共産党か。昔は共産党いうたら、殺してもかまわんかったんや」と話してくれました。

「昔は、共産党は戦争に反対したため、殺されることもあった。また戦争をやろうという動きがあるから、がんばる」と答えました。短い時間でしたが戦争体験について聞かしてくれました。

おじさんの話を聞きながら、戦争体験を高齢者から聞き、戦争反対、憲法9条を守る運動を強めたいと思いました。



府PTAの会計監査をおこなう

(2006.05.29) 

5月26日、午後7時から9時まで京橋の大阪府PTA協議会の事務所で、05年度の府PTAの特別会計の監査を行いました。05年度は泉南市が府の会計監査を担当です。

府PTA協議会の坂口会長と事務局長から説明を受け、領収書や銀行通帳を確認し、事業の内容について質問しました。書類はすべて適切に管理されていました。監査の報告は6月の総会で行われます。

昨年、府下のPTAの会長の交流集会が行われました。どこでも子どもの安全対策に苦慮されていました。最近でも子どもが被害者になったり、加害者になる事件が起こっています。多くの保護者が心を痛めていることだと思います。

このような事件を防ぐには、地域の力をつよめることでしょう。行政も教育費を減らさず、通学路や防災放送の整備をおこなう必要があります。

国は教育基本法を変えて、愛国心を法律で押し付けようとしています。もちろん愛国心は大事です。しかし法律で押し付けるものでしょうか。戦前・戦中、愛国心の名で国民が戦争に駆り出されました。

教育基本法の精神に沿って、一人ひとりの子どもが大事にされる教育体制を作ることが大事です。
安全対策や学力の低下の問題、いわゆる学校の荒れの問題などに、国は一番に取り組むべきです。



市PTA協議会会長の仕事終える

(2006.05.26) 

25日、06年度泉南市PTA協議会の総会が行なわれました。この総会で、私の05年度の会長としての仕事も無事終わりました。

協議会の役員さんや各幼小中学校のPTAや事務局の仕事をしてくれた市職員さんには、お世話になりました。また日ごろからの地域のみなさんにもこども安全対策にご協力を頂きました。

市PTAには、大きな行事が4つあります。
高校紹介と研究大会と交流大会と情報交換会です。高校紹介は9学区の公立高校を招いて学校の特徴などお話してもらいます。

研究大会は「夜回り先生」こと水谷修さんをむかえ「生きるっていいもんだ」という講演をしてもらいました。
交流大会はソフトバレーボールを各PTAのチームで対戦します。05年度から勝敗よりも交流に重点をおく、ブロック戦にしました。
情報交換会は幼・小・中のPTAごとにPTA活動で困っていることや取り組みなど報告します。2回行ないました。

「三位一体改革」の反対の署名活動に取り組みました。
日本PTA全国協議会や全国小中高の校長会などを中心に「義務教育費国庫負担制度の存続と少人数教育の推進を求める署名」が取り組まれました。

これは小泉自公政権の進める「三位一体改革」の「義務教育費国庫負担制度」をなくして、義務教育に必要なお金を減らすことに反対するものです。泉南市でも緊急な要請にも関わらず、市PTAや各PTAで取り組まれました。この様な署名活動はPTAとしては異例なことで、対応が大変でした。

今年は一丘中学校のPTA会長をつとめます。今度は市PTAを支える立場になります。1年間、引き続きがんばりたいと思います。



第34回泉南市商工会総代会に参加

(2006.05.25) 
第34回泉南市商工会総代会に参加

泉南市商工会の第34回総代会が24日開催されました。役員選出など7つの議案が審議されました。私は厚生消防常任委員会委員長として招かれました。商工会は地域の事業者が業種に関わりなく会員となって、お互いの事業の発展や地域の発展のために総合的な活動を行う団体です。

泉南市商工会は1000軒を超える会員がいます。宅配事業(まごころしょうたくん)や一店逸品(いってんいっぴん)という地元の特産品を紹介する運動に取り組んでいます。

昨年度の事業報告には「景気は全体として一進一退の中から、ようやく改善の兆しが見えたが、原油価格の高騰など楽観を許さない状況にある」と書かれています。来賓として挨拶をされた国民金融公庫の方も「景気がいいのは、東京や大企業ではないのか。泉州地域では景気がいいような実感がない」と述べられていました。

小泉内閣は「構造改革」の名で「強いものはさらに強く、弱いものは切り捨てる」格差社会を進めています。大銀行は過去最高の売り上げを上げましたが、庶民には利子も低く押え、新家の駅前のように店舗も人も減らしています。中小企業には「貸し渋り」や「貸しはがし」をおこないながら、サラ金業者には多額の融資を行っています。

泉南市でもイオンには格安でりんくうタウンの土地を貸し、道路まで建設する一方、生活道路や駅前の整備はすすんでいません。財政難を理由に福祉や教育予算は削減されています。

晩にとら谷さん(写真・4月30日の市会議員補欠選挙の候補者)のご苦労さん会を行ないました。



福祉医療費の負担軽減・国保税の大幅値上げに軽減

(2006.05.24) 
福祉医療費の負担軽減・国保税の大幅値上げに軽減

厚生消防常任委員会(5月22日・大森委員長)報告

福祉医療費の助成が一部改正されます
・改正の趣旨
大阪府の医療改悪で04年11月に福祉医療(乳幼児、ひとり親、重度障害者、老人)の助成制度の対象者は医療機関ごとに一日最大500円(同月2日限度、入院別)の支払いになりました。

長期にわたり、継続して複数の医療機関にかかる人は負担がかさみ、障害者医療で3医療機関以上にかかった場合、(月)平均3000円近い支払いになります。

・負担の軽減の内容
支払いのうち、月2500円を超える額を返還することになります。1ヶ月3000円かかれば500円戻ってきます。今年の7月から

・共産党の府会議員や私たちも府交渉で医療制度の負担軽減を求めてきました。軽減は実現しましたが少額で、返還金も申請して市役所までもらいに来なくてはなりません。

その他の委員会の報告
・国民健康保険税の大幅値上げに軽減
今年から、公的年金控除や老年者控除がなくなったため泉南市の国民健康保険税は大幅な値上げになります。国はそのために2000万円程度の軽減策をとることになりました。

共産党は国の軽減策だけでは不十分、市独自で負担軽減も行うように求めています。

・消防団員の公務災害の補償減額

・住宅用火災警報器の設置について

委員会終了後、新規に購入した救助工作車(写真)を見学、新設された樽井第2老人集会所の視察をおこないまいた。



行革の先進地を視察

(2006.05.23) 
行革の先進地を視察

行財政改革特別委員会(巴里英一委員長)は5月18・19日、先進的に指定管理者制度や事務評価など行政改革をすすめている小平市(東京都)と厨子市(神奈川県)に視察に行きました。共産党からは大森と和気議員が参加しました。

小平市の経験
・現在委託しているものは、指定管理者制度や民営化に切り替える計画。
・指定管理者制度や民営化で行政サービスが下がるようことはしない。
・保育所や幼稚園には、公立や私立それぞれの役割があり、公立の保育所や幼稚園は指定管理者制度や民営化の対象にしない。

厨子市の経験
・職員削減のなか残業が増えている。
・職員削減しても職員の努力で、サービスの低下の苦情はない。
・心の病など抱える職員が増えている
・市民の市政に対する満足度や職員の仕事の達成度を数値化するのは難しい。
・厨子市に愛着と誇りを持ち、市町村合併の動きはない。
・市民が直接かかわる事業は、市が責任を持つ。民営化しない。

両市とも、小泉内閣の三位一体の改革で財政難になっています。地方への財政委譲が出来ていないためです。
厨子市では、米軍住宅の建設中止を求めて国を相手に裁判を起こしています。

写真は横浜の赤レンガ倉庫。朝、散歩に行って、写しました。



行財政問題特別委員会開催

(2006.05.22) 
行財政問題特別委員会開催

市長選挙後はじめて、行財政問題特別委員会が16日に行われました。行財政問題は選挙での最も重要な争点になりました。

市長・市議補欠選挙での共産党の財政の建て直しの提案について質問しました(以下、大森議員の質問と回答の大要)

@信達樽井線(イオン道路)の見直しについて
市長選挙の結果、信達樽井線の見直しや凍結を公約した2人の候補の得票数は、道路建設を進める向井市長の得票数より多い。市の財政状況や道路の必要性、選挙結果からも、信達樽井線は見直すべきではないか。
回答・見直さない

A市税の高額滞納者(滞納額約2億円)の解決の見通しが出来た。市が厳しい姿勢で対応すれば、大阪府下でワースト1の市税の徴収率も改善するのではないか。
回答・(差し押さえなど滞納対策に取り組んでいるが)難しい

B市内の宗教団体にも、天理市のように財政的な支援を求めるべきではないか。
回答・道路の草刈など協力してもらっている

C空港やりんくうタウンから入る税収が国や府の空港関連事業優先のため少ない。市に本来の税収が入るように国・府へ要望すべきではないか。
回答・(法律どおり課税されており)要望しない

D市長の退職金を削減すべきではないか。
回答・検討しない(条例どおり退職金を支給する)

E人件費を削減しても、大型公共事業を進めれば、財政難は解決しない。大型公共事業を見直さず、職員には人件費の削減、市民には負担増では、05年度予算のように議会で否決になる。
回答・人件費の削減は関係団体の理解を得ながら進める。

向井市長は視察(沖縄)のため委員会には欠席されました。回答も市長の考え方が十分に反映されるものではありませんでした。

財政問題は市民も一日も早く知りたいことです。新聞も選挙後、市長へのインタビューを掲載しています。

市長は行財政問題についての考えを、議会にいち早く伝える責任があります。市民や議会の共同なしに、財政の再建は出来ません。

写真は21日に堺の大泉緑地で行なわれた大阪赤旗祭りの写真です。20・21日で2万4千人が来られました。



アスベスト被害で国に賠償を求める

(2006.05.17) 
アスベスト被害で国に賠償を求める

5月14日(日)樽井公民館で開催された「国賠原告を励ます集いー国の責任追及と石綿被害の救済にむけてー」(主催・泉南地域の石綿被害と市民の会、大阪じん肺アスベスト弁護団)に参加しました。

昨年から市民の会や弁護団を中心に、アスベスト被害の救済にむけて医療や法律相談、労災などの申請、実態の聞き取り調査、また環境問題の専門家を招いての学習会などを行なってきました。

今回アスベスト(石綿)の危険性を知りながら、放置していた国の責任(国連も1970年代から石綿の危険性を指摘し、他の国では使用禁止になっている)を問う国家賠償請求訴訟を起こすことになりました。

原告は故人を含めて8人です。新家にあった三好石綿の労働者とその工場の隣接地にお住まいの方も原告団に参加されています。

弁護団の調査で「国は戦前から泉南地域でのアスベスト被害について調査し、危険性も知り、その改善を求める報告書も作っていたたこと」も明らかになっています。しかし、国はまともな対策や規制も行なっていませんでした。

アスベストの被害は、石綿工場で働いていた人やその周辺に住んでいた人だけの問題では有りません。アスベストを使った建材や製品から健康被害に及ぶこともあります。

アスベスト新法では、肺ガンや中皮腫でなくては補償されません。新家地域には石綿肺や胸膜肥厚などで、呼吸困難やせきや痰で長期間苦しんでいる人が少なくありません。この方たちは救済の対象にはなりません。

原告のみなさんも、国を相手に裁判など、したくもないでしょう。周りから理解を得られず、嫌な想いをされることもあったそうです。裁判にかかる時間やお金、自分の健康状態やマスコミの対応など不安や心配も多くあると思います。

そんな中、原告になる勇気ある決断をされたと思います。
泉南市の牧野には戦後、誹謗・中傷を受けながらも石綿の被害の救済に一生を捧げた梶本先生というお医者さんがいらっしゃいました。梶本先生の遺志も受け継ぎ、原告のみなさんと協力してがんばりたいと思います。

写真は神戸の異人館に行く途中の道路です。花びらで出来ています。



緑風会に2人の新議員が加入

(2006.05.11) 

4月30日に市長選と市議会補欠選挙(定数2)が行われました。つのや英男氏と小山広明氏が市会議員を辞めて、市長選挙に立候補したため、2人の欠員が出来ました。選挙の結果、梶本しげみ氏と南良徳氏が当選しました。新議員2人は緑風会に所属することになりました。

緑風会は2人の加入で6人が所属する最大会派になりました。共産党と公明党は4人の会派、同じく4人の会派だった泉南改革クラブ(◎島原正嗣・〇木下豊和・森裕文・真砂満)は解散し、自由改革クラブと拓進クラブに別れました。つのや英男氏と谷議員の2人で構成していた市政研究会も解散し、谷議員は拓信クラブに所属します。

新議会の構成
共産党・◎松本雪美、〇大森和夫、和気信子、成田政彦
緑風会・◎堀口武視、〇市道浩高、梶本茂躾、南良徳、東重弘、北出寧啓
公明党・◎竹田光良、〇井原正太郎、原憂子、中尾広城
自由改革クラブ・◎島原正嗣、〇巴里英一、森浩文、
拓進クラブ・◎谷外嗣、〇真砂満、木下豊和

敬称略、議員定数は20人
◎は幹事長、〇は副幹事長



向井市長の再選、とら谷(市会)落選

(2006.05.02) 

4月30日が投票日で市長選挙と市議会選挙が行われました。
市長選挙 投票率46・49%(前回36・31%)
当選 向井 通彦(現・自公推薦)10451票
   つのや英男(前市議) 8604票
   小山 広明(前市議) 3812票

市会議員選挙 投票率46・46%
当選 梶本しげみ(保守系無所属)7916票
当選 南 良徳(自民推薦・前市議)7669票
   とら谷テル子(共産党) 3837票
   しもぞの ゆうき(新) 1420票 

  
イオン道路の凍結もしくは中止が過半数超える
 市長選挙では、向井市長が再選され4期目の市政を担うことになりました。54億円のイオン道路(信達樽井線)の延伸が争点になりました。向井市長はイオン道路推進。つのや氏と小山氏はイオン道路の凍結もしくは中止を公約にしました。
 
向井市長の得票数はつのや氏と小山氏の得票数の合計よりも少ない結果となりました。
向井市長はイオン道路計画の見直しをすべきです。

とら谷さん、前回衆議選挙の140%獲得
今の市政は、ムダな大型公共事業を優先し財政を破たんさせました。そのツケを市民に押し付けています。
とら谷さんはムダや不正を厳しくチェックし、財政を立て直し、暮らしを守る市政を作ると訴えました。

とら谷さんは衆院比例票の140%を獲得し、健闘しましたが当選には至りませんでした。
私たちは「暮らしを守れの声」を議会に届け、市政の改革に取り組みます。これからもよろしくお願いします。