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環境・公害の専門家や弁護士が 新家のアスベスト調査

(2006.02.20) 
環境・公害の専門家や弁護士が 新家のアスベスト調査

16日に新家公民館で日本環境会議のメンバーやアスベスト弁護団による新家の石綿工場の環境被害調査が行われました。「泉南地域の石綿被害者と市民の会」と地元住民も参加しました。新家駅上に20年以上前に中規模の石綿工場があり、その周辺でアスベスト(石綿)による健康被害が広がっています。

石綿による肺病で父親を失った方は、苦しんだ闘病の様子を話されました。周辺で農作業をしていて石綿肺になった方は、治療法もなく苦しんでいます。多くの方が「咳(せき)と痰(たん)が止まらない。風邪を引きやすく、病院にいってもなおらない」など体の変調と将来の発病の不安について語られました。

雨のなか、マスコミ関係者も一緒に石綿工場の跡地周辺を歩きました。工場の集塵機から白い煙が出ていたそうです。工場と水路一つ隔てて農地や居住地があり、工場の敷地内には従業員の宿舎もあり、被害が広がりました。

アスベスト新法が成立しましたが、被害者の救済を中皮腫と肺がんに限定しています。そのため、石綿肺など多くの被害者が見捨てられます。国がアスベストの危険性を知りながら放置してきたため、なにも落ち度のない方々が苦しんでいます。

「泉南地域の石綿被害者と市民の会」をはじめ、新家の被害者の方もがんばっています。弁護士や医者や学者やマスコミを巻き込んだ運動が進んでいます。国や府や市にも強力に働きかけています。まだまだ多くの被害が隠されています。被害の掘り起こし、情報の提供や救済や補償を求める運動にご協力ください。

写真は被害者から工場や健康被害の様子を聞く、宮本憲一大阪市大名誉教授と弁護士、市民の会の代表者

17日の読売新聞、18日のしんぶん赤旗にこの調査の記事が載りました。そちらも是非お読み下さい。



介護保険料の大幅値上げの提案

(2006.02.17) 
介護保険料の大幅値上げの提案

市は4月から65歳以上の高齢者の介護保険料を大幅に引き上げる計画です。市は「介護の費用が増加したため高齢者の保険料を上げる」としています。
現在、保険料は基本額(本人非課税)で月額3350円ですが、この3月議会で値上げ案が可決すると4591円(37%増)に一挙に引きあがります。

わずかな年金から天引き
高齢者の介護保険料は介護サービスを全く利用しなくても、年金から勝手に天引きされます。高齢者の半数は国民年金しか受給していません。その平均額は月額5万数千円程度です。
 多くの高齢者は年金も下がり、医療費は上がり、不況で仕事もない状況です。こんな高額な介護保険が年金から天引きされては生活に出来ません。

保険料の軽減を
 介護費用は国・府・市の負担と国民の保険料でまかなっています。介護費用が増えると、国は高齢者の保険料を値上げします。

 市の予測(06年)では65歳以上の方のうち、14%が介護保険を利用するだけです。介護保険を利用しない方の保険料は「掛け捨て」の保険料となり、介護保険会計の「借金の返済」や赤字の穴埋めに当てられています。
 国の負担をふやし、高齢者の保険料負担を減らすことが求められています。

家族介護の解決が期待され、2000年から介護保険を導入しました。しかし、65歳以上の利用率は2割程度です。利用したくても認定されない、利用料金が高く払えない実態があります。国の負担を増やし、誰でも安心して利用できる介護保険に変えなくてはなりません。



落語を聴いてリフレッシュ

(2006.02.07) 
落語を聴いてリフレッシュ

2月4日、横浜に住む幼なじみと難波の吉本新喜劇に行きました。11時で昼や晩の部は、立ち見や補助席しかないのであきらめ、向いにあるワッハ上方で落語を聴きました。

出演は桂米左さんと桂ちょうばさん。汗一杯の熱演でした。東京は落語ブーム、大阪は静かな楽語ブームだそうですが、40人ぐらいのお客さんが来ていました。落語を扱ったテレビドラマ「タイガー&ドラゴン」でみた寄席の雰囲気を感じました。

ワッハ上方は全国でもめずらしい「笑いと演芸」をテーマにした公立施設です。上方演芸に関する歴史が分かり、漫才や落語や商演劇や映画のビデオや本が多数ありました。入場料は400円で生の落語も見れて楽しみました。詳しくはワッハ大阪のホームページhttp://mic.e-osaka.ne.jp/kamigata/をご覧ください。



審議ストップ休会に・・決算報告2

(2006.02.06) 
審議ストップ休会に・・決算報告2

2月1日(H16年度決算委員会3日目)に真砂議員が人権協会の委託費について「国民年金や国民保険の掛け金の合計27万円が人件費から出されているが、これらは個人が支払うものではないか」と質問。

市は「16年以降、国民年金・国民保険の支出は改めている。先に支出したものは返還してもらう」と答弁しました。しかし、答弁のなかで2つの異なる人権協会の決算書が提出され、市は「決算書を精査し、正確なものを作り委員会に提出する。精査するのに1週間かかる」としました。

竹田決算審査委員長は2月2日休会を宣言、人権協会の決算書が再提出されたら委員会を再開するとしました。

しかし共産党は@審議を続け、人権協会以外の審議を終わらすことA決算書が提出されたら人権協会の審議を行い、その後市長への総括質問、認否を行うことを求めました。 

決算審査は通常、10月前後に委員会を開き、認否を問います。10月に委員会を開くことで、委員会で出された意見を次年度の予算に反映させことも出来ます。

しかし、今回は昨年9月真砂前議長が突然の辞任し、後を受けた竹田前副議長が9月議会を流会させたことで、決算委員会の開催が遅れました。それだけに出来るだけ合理的に議事を進める必要があります。

写真は2月6日の雪の日です。



決算委員会報告bP・・財政について

(2006.02.02) 
決算委員会報告bP・・財政について

1月30日から04年度の決算委員会がはじまりました。04年度は5年度ぶりに約5000万円の黒字決算になりました。しかし実態は36億円の市債を発行(借金をすること)して、歳入を増やし、基金(貯金)から6億円赤字の埋め合わせにまわし、黒字にしたものです。あと取り崩せる基金も約5億円と底をつくような事態です。

家庭でいえば、無茶なローン(借金)をして、進学資金や結婚資金、老後のために積み立てている貯金を解約しているようなものです。
向井市長は、イオン道路や農業公園など、ムダな公共事業を進め、借金を増やしています。04年度の借金の返済額36億円、歳出決算額の16・7%を占め、財政難の原因となっています。この借金の返済のために、公共料金を引き上げ、市民サービスを引き下げています。

泉南市の一般会計の予算は約220億円ですが、一般会計だけでなく特別会計や開発公社の借金の合計は約500億円になります。私の質問に「市の財政は浮かれている状況にない」と答弁がありました。

他の議員から「市長は市の財政は黒字だと自慢している、これでは粉飾決算」と指摘もありました。
写真は熱海の商店街で撮りました。