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夜回り先生(水谷修さん)の講演

(2005.11.30) 
夜回り先生(水谷修さん)の講演

夜回り先生こと水谷修さんを講師にお迎えして、市PTA協議会の研究集会を11月26日(土)に行いました。事前のPTA会員の申し込みで540席の文化ホールが一杯になりました。そのため、参加できなかった方も多かったと思います。

私は市PTA会長として次の挨拶を行いました。
(前略)いま、子どもたちが被害者、加害者にもなる事件も多くあります。みんな心を痛めています
一般的に悪いと思われている子どもだけでなく、真面目と思われている子どもたちも事件を起こしています。

都会も地方も関係なく事件が起こっています。
自分の子どもも、被害者にならないか、加害者にならないか。みんな心配していることだと思います。

事件に巻き込まれなくても、
いじめや引きこもり、不登校や非行など、どの子でも関わる心配があります。

多くの子どもたちが、わたしたち大人がつくった社会の中で
私たちが経験したことがないような苦しみ、悩みを抱えていることは、間違いないと思います。

どのようにすれば、子どもたちが、将来に夢や希望を持ち、自分も他人も大事にする、命の大切さ、生きることの素晴らしさを知ってくれるのでしょうか。

今日の研究大会が「子どもや家庭や教育、そして命について」考える機会になることを希望しています。

今日は夜回り先生―水谷修さんの講演を聞き、
一日だけでも夜回りお父さん、夜回りお母さんになりましょう。
家庭で子どもを交えて今日の講演の感想を話し合ってください。
今日の講演に来れなかったお友だちに、今日の感動を伝えてください。
また、地域のみなさんと、子どもたちを守るために、どうしたらいいか、一緒に考える機会にしましょう。

(中略)今日の駐車場の誘導から会場の設営まで協力していただいた泉南市教育委員会の皆様方に心からお礼を申し上げます。


講演は本当に感動あふれるものでした。先生の講演の内容は次の機会に報告させていただきます。
私は「夜回りお父さん」の第一歩として、子どもに「勉強しなさい」と言うのと、妻に「がみがみ」言うのは止めようと思います。しかし妻にはもう、「がみがみ」言ってしまいました。

写真は著書にサインをしている水谷先生です。



深刻な関空の地盤沈下

(2005.11.27) 
深刻な関空の地盤沈下

関西国際空港の消防分署が地盤沈下のため新たな施設が必要になりました。古い分署は地盤沈下のため、3回のジャッキアップ(機材で建物を持ち上げる)を行ってきました。次にジャッキアップするとライフライン(水道管など)もジャッキアップする必要があり、莫大な費用がかかるので、新設するとのことです。

そのため2期事業に伴い、場所も2期島に近い側に新しい分署を作りました。本来、消防施設は自治体が負担するものです。関空の消防署は泉南市・泉佐野市・田尻町が共同で建設すべきものですが、関空の地盤沈下が原因のため、総工費5億8千万円は関西国際空港会社が全額負担することになりました。

「新しい分署の建設に税金が使われていない。新しい分署で地盤沈下したらジャッキアップ費用は関空会社が持つ、税金のムダづかいではない」と自治体はいいます。
しかし関空には国や府から税金がつぎ込まれています。

関空の2期事業は過大な需要予測のもと進めているムダな公共事業の典型です。今からでも2期事業は凍結し、地盤沈下対策や止水対策などきっちりやるべきです。

高島屋も関空から撤退したあと、企業もきません。りんくうタウンのゲートタワービルも破産状態です。神戸空港や中部空港が開港になりました。関空の失敗や責任を明らかにして対策を講じるべきです。

この消防分署は11月22日に完成し視察にいきました。写真は新しい分署から見た2期島です。



街頭放送の設置を・・広島女児殺害事件から

(2005.11.24) 
街頭放送の設置を・・広島女児殺害事件から

広島女児殺害事件の全貌は分かりませんが、新聞報道をみる限り保護者から「子どもの下校時刻を教えて欲しい」「連絡網が回るのに時間がかかる」などの意見や要望があったと聞きます。

泉南市では不審者情報や脅迫状などが届くと、安全パトロール員に登録している私の携帯電話には情報が流れてきます。しかし地域全体には情報は伝わりません。

市のPTA協議会では昨年から市長に「街頭放送を設置して、子どもの事件や事故、不審者情報を流して欲しい。子ども達の下校するとき放送で地域の人たちに知らせて欲しい」と要望書を出しています。
地域の団体からも地震などの防災対策にも街頭放送を設置して欲しいという要望が上がっています。私も議会で何度も設置を求めてきました。
しかし街頭放送(防災放送)は財政難を理由して、実現していません。ムダな事業をするのに、税金を使うのに。

岸和田市では、不審者情報を朝の通学中に放送しています。子どもたちや地域の人たちも一緒に聞けます。熊取町では下校時に街頭放送を流し、地域の人たちに外にでて子ども達を見守ってもらえるように放送を流すそうです。

街頭放送だけで事件がなくなりませんが、地域に緊急に情報を伝えるものとして必ず必要なものです。

写真は岸和田市、未耕作地を市民農園にしたものです



おもちゃライブラリー設立20周年・ホス5周年記念式典11/20

(2005.11.23) 
おもちゃライブラリー設立20周年・ホス5周年記念式典11/20

子どもたちに障害があることを認識し、この泉南の地ではじめておもちゃによる障害児の発達を促すことを目的に「泉南おもちゃライブラリー」を設立しました。その子どもたちが就学期を終え社会参加への足がかりに「ワークセンターホス」を開設するにいたりました。その長い期間、多くの方のご支援、ご協力につつまれ、ここに20周年、5周年をむかえることができました。(記念式典のご案内より)

「きょうだい鼓」など和太鼓の演奏が行われました。「きょうだい鼓」は障害者の兄弟が演奏するという意味と「響く」の「きょう」をかけているそうです。太鼓の力強て、心地よいリズムがとてもよかった。

大阪府立大学助教授の里美恵子先生の「軽度発達障害―学校でできること、家庭でできること」について講演がありました。日本では学校の障害者教育への不満が多いそうです。里美先生は学校の問題点もあげながらも、学校と保護者の協力なしには、問題は解決しないと指摘されました。

アメリカの学校では10人の障害者に資格をもった教師が1人、補助の教師が2人ついているそうです。日本でも先生を増やし、勉強する時間を保障し、余裕をもって生徒と接すれば、保護者の不満も減らせます。日本では国の基準では40人学級ですが、世界の趨勢は1クラス20人以下です。

アメリカでは障害者の能力を引き出すことが、国の発展につながると障害者教育に力を入れているという話を聞いたことを思い出しました。そういうことが泉南で出来る、きょうだい鼓のようにできる、と思いました。



第2回臨時議会報告

(2005.11.18) 
第2回臨時議会報告

第2回臨時議会が11月14日から16日まで行われました。役員選挙のあと報告3件、議案5件の審議が行われました。

報告第1号、学校施設等のアスベストの調査分析などの予算の専決処分について
  全会一致で承認

     大森の質疑
・学校のアスベスト調査が遅い
アスベストを含む建材の除去など春休み中に出来るのか(答弁・大規模な改修が必要な場合、出来ないこともある)

・アスベスト被害の実態調査と健康診断の開催を求める。泉南は石綿(アスベスト)産業が地場産業として発展。被害者は多いが、表に出にくい。

報告2号 国庫補助事業である国保ヘルスアップ事業を早急に進めるため、専決処分をおこなう 
  全会一致で承認 

報告第3号、介護保険会計の専決処分について
 共産党など反対もあったが賛成多数で承認
(共産党の反対理由)
今年10月から、施設入所者はホテルコストといわれる宿泊代や食費の費用が取られる。1ヶ月3万円の負担増になった人もある。
共産党はこのような自民・公明・民主による国の制度の改悪に反対し、泉南市は豊中市のような助成制度を作ることを求めた。

議案第1・2号、関西空港の2期事業でできた空港島の一部を泉南市とする  
   共産党はじめ賛成多数で可決
(共産党の質問)空港の需要予測の間違い、地盤沈下の問題、空港建設が財政に与える影響、空港からの税収の問題など
 
議案3号、樽井財産区の財産を交換すること
  全会一致で可決

議案4号、消防署の救助工作車の購入 
    全会一致で可決
(議論になった点)落札価格7080万円、予定価格が7130万円、落札率99.2%。落札率や補償問題について質問がでる。

専決処分(*)議会を開く時間がない時、市長の権限で議会の承認なしに、予算執行すること

写真は岸和田の浪切ホールのイルミネーション。16日にあった谷口まことさんを励ます会に行った時に写しました。



新しい議会構成決まる11/17

(2005.11.17) 
新しい議会構成決まる11/17

16日閉会した臨時議会で新しい役員構成が決まりました。三役のうち、議長、副議長は選挙で北出(緑風会)中尾(公明)に、監査は真砂(改革ク)選ばれました。

監査の真砂議員に「先の議会で任期中に議長を辞任したこと」「議員の保険加入の件で、先の議会事務局長に公金の管理に問題あったにも関わらず、問題がないと議員の資料の請求を拒んだこと」から反対という意見がだされましたが、賛成多数で承認されました。

共産党は議会の役員構成について、国会などのように会派の人数に応じ平等にポストを配分するように提起しました。
しかし前議会と同様に公明党、緑風会、改革クラブが三役をしめました。前議会は議長は真砂(改革ク)、副議長は竹田(公明)監査は東(緑風会)です。

数の力でなく、議論を優先するためにも、平等なポスト配分が大事です。大阪市は市長など行政と共産党除くオール与党の議会と職員組合の馴れ合いが腐敗の温床になりました。

委員会の役員は以下のとおりです( )は前議会の役員
総務文教委員長は堀口・緑風会(前議会も同じ)副委員長は巴里・無所属(中尾・公明)
厚生消防委員長は大森・共産(北出・緑風会)副は小山・無所属(木下・改革ク)
産業建設委員長は井原・公明(前議会も同じ)副は木下・民主ク(森・改革ク)

空港問題委員長は島原・改革ク(前議会も同じ)副は市道・緑風会(中尾・公明)
行財政改革委員長は巴里・無所属(前議会も同じ)副は原・公明(前議会も同じ)
議会運営委員長は東・緑風会(市道・緑風会)、副は原・公明(前議会も同じ)

以上が条例で決められた委員会の構成です。
堀口総務文教委員長、井原産業建設委員長、島原空港問題委員長、巴里行財政改革委員長は前議会と同じ。

議会編集委員長は市道・緑風会(大森・共産)、副は原・公明(木下・民主ク) 以上・敬称略

会派の構成は公明党・泉南改革クラブ・緑風会・共産党は4人、市政研究会は2人、無所属は各1人で計2名です。



泉南市の財政難はワースト19位

(2005.11.16) 
泉南市の財政難はワースト19位

読売新聞11月9日付け朝刊に「どうする地方」A財政再建への道、という記事で全国の財政難の市ワースト23位(平成15年度、経常収支100以上)が紹介されています。

ワースト1位は北海道夕張市です。大阪の市は2位に高石市、4位は泉佐野市、5位は守口市、7位は摂津市、9位は四条畷市、12位は大阪市、13位は池田市、18位は豊中市、19位は泉南市、21位は門真市、23位は東大阪市です。

地方自治体の財政状況を示す指標の一つに経常収支比率(義務的経費÷財源)があります。義務的経費は人件費や公債費(借金の返済)など、財源は地方税や国からの交付税などです。泉南市の経常収支比率は102.2です。

市長と財政問題を議論するといつも「市長には危機感がない」と実感します。市長は財政難でもイオン道路や農業公園などムダな大型公共事業をすすめます。その一方で財政難を理由に公共料金の引き上げ、福祉や教育の切り捨てを進めています。

当然、ムダや人件費の削減は進める必要があります。しかし、イオン道路の凍結など大型公共事業の見直しをしない限り財政再建はできません。市にはイオン道路をつくる財源はありません。借金を次の世代に押し付けてやり繰りしているだけです。

写真は泉南ウオッチング(11月13日)で行った農業公園。もともと、農地や花畑に適していない場所で、コスモスも終わり、何もなかった。総額24億円、運営コストも年間1千500万円かかる見込み。



アスベスト医療法律相談・・11/27樽井で

(2005.11.15) 
アスベスト医療法律相談・・11/27樽井で

「泉南地域の石綿被害市民の会」発足総会が11月13日サラダホール(阪南市)で開かれました。

6人の世話人の紹介と挨拶のあと、前の集会後、明らかになったことが報告されました。
・泉南地域に200以上の中小零細の工場があった。(予想以上に多く、潜在的な被害者は万単位及ぶのではないか)
・内職で家で石綿を織っていたことも多い
・地方から来て石綿の仕事をし、地方に戻って肺がんでなくなった方もいること
・被害の実態が表にでない

11月27日、被害者の会と弁護士と医師が共同で「医療法律相談会」を樽井公民館・樽井区民ホールで10時から16時まで行います。
・数人の専門医や弁護士がボランティアで相談に応じます。
・レントゲン車が来ます(実費1000円)
・当日は電話相談もあります。

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被害者の方・心配の方はお誘いあわせの上、ご参加ください
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今後の取り組み
・被害者、患者、遺族への聞き取りを強化していく。
・自治体、議会への要望を行う
などが報告されました。

写真は泉南市立保健センターで見つけました花です。



ウオッチングで泉南の良さとムダを再認識11/13

(2005.11.14) 
ウオッチングで泉南の良さとムダを再認識11/13

11月13日ムダな公共施設や自然や歴史あふれる施設を、バスで見て回りまわりました(共産党後援会主催泉南ウオッチング)。
ムダな公共事業の見直し、どうしたら泉南市の素晴らし自然や歴史的な遺産を生かすことが出来るのか、考える機会になりました。

内陸部の空洞化
・元済生会泉南病院跡地(図書館の横)は囲いをして草が生えたまま。
・和泉砂川駅前はライフが撤退し、再開発の失敗で空き地が残っています。

ムダな大型公共事業
・農業公園に日曜日なのに1組の来園者とだけ会った。建設費・総額24億円
・イオン道路の予定地は日曜日でも渋滞はありませんでした。建設費・総額54億円。
・中央公園予定地(本田池と君ヶ池周辺)は歩道と池と駐車場があるだけ。

財政難で維持管理のできない施設
・俵池公園・・トイレや草刈りの管理が不十分。
・青少年の森・・すばらしい自然に囲まれ、宿泊施設もあるが、財政難で閉鎖中。
・市民の里・・山の中に野球のグラウンドが1面あるだけ
・あいぴあ泉南・・風呂やカラオケも有料化され、利用者も激減。コミバスの利用者も減る。

すばらしい自然や遺跡
・新家の山田家、埋蔵文化センタ、海営寺跡、熊野街道(小栗街道)、砂川奇勝

何でもありの「りんくうタウン」
りんくうタウンは工場地帯として建設したが、大阪府の言いなりで大型商店街、医療施設、福祉施設、迷惑施設などが進出。低額の定期借地にしても空き地が目立つ。

泉南市の自然、歴史を市民の知恵で運営すれば、ムダな開発、道路、施設を作らなくても暮らしは潤います。財政も再建できると再認識できました。

写真は中央公園予定地にある君ヶ池。渡り鳥が多くきます。治水上も鳥たちにとってもこの溜め池を埋めて公園をつくることは出来ないそうです。土地購入代の借金とその金利だけが残っています。



アスベスト対策と介護問題、悪臭問題での質疑11/10

(2005.11.13) 
アスベスト対策と介護問題、悪臭問題での質疑11/10

厚生・消防委員会(11/10)で大森の質問と市の回答(大要)

・アスベスト対策
@アスベストは泉南市の地場産業として発展してきた。被害者には治療費などに援助が必要。(市:援助しない)
A10月21日の市のアスベスト健康診断に54名が受診したが、健康診断を継続的にする必要がある(和気議員が関連して質問)(市:予定なし)
B学校施設などアスベスト検査や建材などの除去など他市より対策は遅い。(市:泉南市の公共施設にアスベスト建材がある可能性は少ない)

・介護保険
@介護施設入所者は10月から宿泊代や食費代を支払うことになり3万円から5万円の値上げになった。他市のように入所者に援助ができないか。(市:できない)

・悪臭問題
@新家地域で牛舎臭に対策を。悪臭防止法に臭気の測定を
(市:臭気の測定の準備はある。巡回は産廃臭がある時と同じようにしている)

他の臨時議会の議案の説明
・救助工作車7400万円で購入(消防)
・ヘルスアップ事業(生活習慣病対策)790万円
などの説明がありました。



同和研修に勤務時間に職員動員

(2005.11.10) 
同和研修に勤務時間に職員動員

泉南市は「差別を許さない人権のまち泉南市をつくる集い」11月9日午後3時半から文化ホールで開催されました。
市はこの「集い」を研修として一般職98名の参加を割り当て、91名の管理職には出来るだけ参加するように指示しました。実際に参加したのは職員175名、教職員151名です。


このような大人数の職員の研修への参加は仕事に影響がでて当然です。市民サービスや緊急時の対応なども心配されます。

共産党はこのような研修には反対です。
同和問題は基本的には解決しています。さらに、行政が「差別を有無を判断し」市民や職員に啓発・研修・集会など押し付けるものではありせん。

この集会は部落解放同盟大阪府連書記長を講師に行うものです。特定の運動団体の幹部を研修の講師にするのは行政の公平性・中立性を侵すと中止を求めてきました。



同和問題で明るい会が申し入れ

(2005.11.09) 
同和問題で明るい会が申し入れ

明るい泉南市をつくる会が以下の申し入れを行いました。
             2005年11月8日

泉南市長 向井通彦 様

「同和問題」に関わる研修・啓発・集会の中止を求める申し入れ

      明るい泉南市を作る会
            会長 宮崎守正

 泉南市は今年2月から5月にかけて部落差別の落書きなど3件を差別事象があったと断定、さらに、これらが「市民に差別意識がある」ために起ったとしています。
 
 この「差別意識」解消のためと市民や職員に啓発や研修を行っています。その一環として11月9日には部落解放同盟大阪府連書記長を講師に「差別を許さない人権のまち泉南市をつくる集い」を開催する予定になっています。
 このように特定の運動団体の幹部を講師にした研修会は行政の中立性・公平性をおかすものです。

 
 国の同和特別措置法が2002年に終了し、同和地域はなくなり、同和問題は基本的に解決しました。 泉南市も「同和事業」として約160億円を使って「地域の改善」「差別の解消」に努め現在では、教育・就職・住宅など格差は改善されました。
 また、落書きは誰がどのような目的・意図をもって書いか分かりません。この様な落書きをもって市民に差別意識があるとすることは許せません。

 よって「啓発」「研修」「市民向け集会」などを直ちに止めることを申し入れます。

明るい会は共産党は民主団体、組合などが加盟した団体です。イオン出店の反対やイオン道路の凍結の運動、国民健康保険税値上げ反対の運動を行ってきました。

写真の花にミツバチが蜜を吸いに来ています。見えますか。
          
 



臨時議会と学校施設のアスベスト調査11・8

(2005.11.08) 
臨時議会と学校施設のアスベスト調査11・8

議会運営委員会で臨時議会(議長選挙などの役員選挙と議案審議が行われます)が11月14日から16日の予定で開催されることが決まりました。

私は15日までに新議長の選出や各委員会の構成も必ず決めるように副議長(議長は9月議会に一身上の理由で辞職)に要請しました。16日は議案の審議を行います。

昨年度は年が越えてやっと議長が決まり、市民から不信の声が上がりました。今年も9月議会で、突然の議長辞任のため5日間も議会が空転しました。

議案審議で9は月議会が流会になったため専決処分(*)した「補正予算の承認について」が議題になります。その予算に保育所・幼・小・中学校のアスベスト検査の予算が含まれています。

「アスベスト検査は2〜3ヶ月後に行われる(検査が殺到し、すぐに出来ない)。検査の結果でアスベストの除去や施設の使用禁止などの対策が必要。具体策はこれから」と私の質問に助役が答えました。

専決処分(*)議会を開く時間がない時、市長の権限で議会の承認なしに、予算執行すること



夜回り先生が市PTAの研究集会に来ます11/6 

(2005.11.06) 
夜回り先生が市PTAの研究集会に来ます11/6 

11月26日午後1時からPTA研究発表会「夜回り先生(水谷修さん)の講演」を文化ホール で行います。

昨晩、夜回り先生「生きていてくれてありがとう」(NHK教育テレビ)が放送されました。
「夜回り先生」こと水谷修さんの講演やメールや電話での相談活動が紹介されていました。

昨年までは、夜の繁華街で薬物や売春に走る子どもたちへの対応が中心でした。今は自分の手首を切る(リストカット)子どもへの対応が増えています。
リストカットは夜、繁華街に出られないような子どもたちがパンパンに膨らんだ心の苦しみをガス抜きするようなものです。

水谷先生は「リストカットを隠すな。親や校長先生など大人の前で行え。そこから動きができる。リストカットする原因がなくならないと解決しない」と訴えています。

昔は、親は子どもをよくほめた。今は父親は会社で競い合わされストレスを母親にぶつける。母親はそのストレスを子どもにぶつける。子どもはいじめや非行などでストレスを発散する。

子どもをほめることが大事。また、リストカットする子どもに、親や周りの人から喜ばれることをするように進めていました。

当日は市PTAが自分の子どもはもちろん、苦しむ子どもたちのことを考える日になればと思います。

当日はPTAの応募だけで会場の定員一杯になりました。整理券がない方は参加できません。



泉南市のアスベスト被害の実態は11/5

(2005.11.05) 
泉南市のアスベスト被害の実態は11/5

泉南市では100年前から石綿産業(アスベスト)は地場産業として発展しました。そのため労働者や、事業者とその家族、周辺住民など被害者がいます。この被害者の実態を明らかにし、全ての被害者を救済していくことが大事です。

マスコミも注目し2日(水)も7時前のNHKの特集で取り上げられていました。
朝日新聞では「危機認識低く対策後手・最古の石綿被害 泉南地域」(7・28朝刊)と報道、産経新聞でも取り上げられました。

しかし被害の実態は明らかになっていません。被害に実態は隠れいます。
・石綿産業が身近にあって悪く言いたくない。
・訴える先が中小企業で、さらに、すでに廃業や転業している。
・国は被害が分かっていたのに放置してきた。しかし被害者を救済する姿勢がない
などが理由だと思います。

共産党議員団はアスベスト対策を市長に申し入れ、10月には健康診断が行われました。しかし、これでは被害者の救済とはいえません。

私は新家の石綿工場で働いていた方々の聞き取りを行い、弁護士との相談も行っています。これから工場周辺の聞き取りを進めたいと思っています。

「石綿被害者と市民の会」が設立され、11月13日(日)にはサラダホール(阪南市)で会議が開かれます。

11月27日(日)には「被害者の会」主催で医者と弁護士が相談に応じる「泉南地域の医療と法律の相談会」(場所・樽井公民館・10時から16時)が開催されます。

アスベストの被害を知りながら、泉南市の業者に仕事させてきた、国や大手業者の責任を明らかにし、被害者救済に取り組みます。



アスベスト問題で交流会と消防訓練11/4

(2005.11.04) 
アスベスト問題で交流会と消防訓練11/4

近畿の地方議員やアスベストを扱う仕事をしている労働者や国会議員など100人が集まり、アスベスト問題の交流会が共産党府委員会で開かれました。

吉井衆院議員から取り組みの柱として
1、被害者の実相を明らかにすること
2、住民健康調査と被害者救済の実現
3、国とアスベスト企業責任を明確にする
ことが報告されました。さらに

政府のアスベスト被害対策の新法は国や企業の責任を認めず、救済される人も制限されることも予想されます。全ての被害者の救済を求める100万人署名など、さらに拡げることが大事だと話されました。

国はアスベストの危険性を知りながら、使用禁止にしなかったことなど、大きな責任があります。

アスベストの製造企業だけでなく使用した企業の責任も明確にする必要があると話されました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
朝、市役所の消防訓練に参加しました。東南海・南海地震が2〜30年以内には必ず起こると言われています。しかし、阪神淡路大震災から10年たち、防災対策の意識が年々弱まっているそうです。もう一度身の回りの点検をしてください。



視察の宿泊費は実費精算に

(2005.11.01) 
視察の宿泊費は実費精算に

各派代表者会議で視察について議論されました10/31。

議会の視察は宿泊費として1万5千円と日当3千円(1日分)が支給されます。実際に宿泊に1万5千円かからない時は、余ったお金は主に条例でみとめられないタクシーなどの移動費などの使われます。不足した時は日当から出します。

これら全てを実費で清算し宿泊費に、余りが出た場合、市に返却すべきです。代表者会議では結論が出ませんでした。共産党は条例の改定がなくても、市は宿泊費の返金があれば受け取るべきだと考えています。

なお、交通費は実費精算になっています。

午前中は、新家地域の「一人暮らしの老人との会食」に招いていただきました。33人のおじいちゃんやおばあちゃんと、ハワイアンバンドや健康体操など楽しみました。戦後60年、苦労されてきた皆さんが、健康に安心して、暮らせる社会を早く実現しよう思いました。
写真は会場となった新家上村老人集会所です。