こんにちは。日本共産党 大森和夫です。
[2009.8.11] -[活動トピックス]
泉南市は、財政難を理由に全市立幼稚園9園を廃園にする計画です。
市民からは「泉南市の宝、子どもたちの宝 公立幼稚園をなくすな」という請願も出されました。
今度は、樽井区で地元幼稚園の廃園に反対し、存続を求める決議が採択されました。
決議案は以下の通りです。
決 議 文
今年3月に開催された泉南市議会に、市当局は市内公立の9幼稚園を廃止にし、2園に縮小・統合する議案を提出しました。この提案の中には樽井幼稚園の廃園も入っていますが、ほとんどの樽井区民にはその事が実質上知らされていないのが現状です。
樽井地区での幼稚園教育の場は約80年前、当時の樽井町婦人会が母親たちの願いにそって始めました。昭和8年に樽井小学校の一部を借り受け託児所として発足 し、そして昭和23年7月には樽井幼稚園として開園し、これまで約60年あまり区民と区内の各種団体がそれぞれ、さまざまな役割を担って協力・共同し、子どもたち の安全を図りながら、樽井地区の幼児教育の場として親しまれ、地域に支えられてきました。
(写真は泉南市のHPから 市のHPを見れば、樽井幼稚園を検索してください。
樽井幼稚園がどんなにすばらしい幼稚園か、分かります)
また、樽井区は樽井地区財産区の財産をも投入し、これまで幼稚園の施設を充実してきました。このため樽井幼稚園の存続問題はこれからの樽井地区にとって黙って見過ごすことのできない大切な問題です。
樽井幼稚園児は樽井小学校の児童と共に樽井地区の宝です。PTA・父母会と共に樽井地区にとって大切な中心的な存在です。樽井の町から幼稚園が無くなることはまったく考えられないことです。
市財政の軽減のため9園を2園にして、子どもを生み育てる若い世代への負担を大きくする様な事はやめ、子どもたちを大切にする教育行政を強く求めます。
私たち樽井区民は樽井幼稚園の廃止には断じて反対です。樽井区は子どもたちのためにも区民のためにも樽井幼稚園の存続のために力をつくす決意です。
以上 決議する。
平成21年6月14日
第16回樽井区総会
共産党は、地元の合意もなく、財政難を理由に幼稚園の統廃合することに反対しています。